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3分で読める! ミステリー殺人事件 宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ

柊サナカ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299055750
ISBN 10 : 4299055756
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan

Content Description

名探偵 密室殺人 ダイイングメッセージ
パロディか悪ふざけか!?
ミステリーの“お約束”をネタにした
異次元のショートショート集

世界25言語に翻訳された
『人生写真館の奇跡』著者
書き下ろし24作!

(あらすじ)
孤島でわらべ歌に見立てた連続殺人を計画する家族、倒叙ミステリーの世界に憧れる主婦、難読ネームに翻弄される犯人、神隠しに遭った人間だけが入れるという奇妙な研究会、どんな物語もアッと驚く結末にできる大発明、夜の釣り場に現われる怪異、どうしても決め台詞を言いたい名探偵……。奔放なイマジネーションが迸る、ミステリーのお約束と戯れた驚天動地の傑作ショートショート集!

(著者プロフィール)
柊サナカ
1974年、香川県生まれ。第11回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『婚活島戦記』で2013年デビュー。他の著書に『人生写真館の奇跡』『古着屋・黒猫亭のつれづれ着物事件帖』『一駅一話! 山手線全30駅のショートミステリー』「谷中レトロカメラ店の謎日和」シリーズ(以上、宝島社)、「機械式時計王子」シリーズ(角川春樹事務所)、「二丁目のガンスミス」シリーズ(ホビージャパン)、「天国からの宅急便」シリーズ(双葉社)、『お銀ちゃんの明治舶来たべもの帖』(PHP研究所)、『ひまわり公民館よろず相談所』(KADOKAWA)などがある。

【著者紹介】
柊サナカ : 1974年、香川県生まれ。第11回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として、『婚活島戦記』で2013年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yukaring

    これは面白い!ミステリの"お約束"をネタにした遊び心満載のショートショート。倒叙ミステリを愛する主婦が自分のマンションに聞き込みに来た刑事に大興奮。何も知らないのに小説の人物のように思わせぶりな態度を取ってみたり、難読ネームを読めずに仕掛けが実行できない犯人、息子の敵討ちのため孤島で見立て殺人を計画するがちょうど良いわらべ歌がなく自前で作詞を試みる家族など笑えるものばかりかと思いきや、恐ろしい結末を想像させるホラーものや不気味な怪異ものなど斬新なイマジネーションが冴え渡る痛快な24編だった。

  • Ikutan

    『天国からの宅配便』で知った柊サナカさん。いやぁ、ショートショートも面白い。24編のお話は、短いながら切り口色々で楽しい!ミステリーでお馴染みの密室殺人やダイイングメッセージ、交換殺人などを題材にしながら、切れ味のある意外なオチやクスリと笑えるパロディに仕上げてあって、肩の力を抜いてサクサク読めちゃう。お気に入りは『アイラブ倒叙ミステリー』『笑う点の殺人』『あわてんぼうさんの密室』『夢の殺し屋』『この中に犯人がいます』かな。バラエティ豊かで粒ぞろい。あっという間に読めるので隙間時間にちょこちょこ読んだ。

  • あっか

    新刊。24個ものミステリー(パロディ?)を、アイデア豊富に、しかもショートショートでコンパクトに、しかもしかもどれも面白い作品としてお1人が書き上げられたなんてもうそれだけですごい!と思わされた1冊♪どれもサラッと読めるのにとても楽しめました。これは駄作だな…と思うものが個人的に1つもない!時々声に出して笑ってしまったりして、永遠に読んでいたい本でした^^作者さんの長編ミステリーも読んでみたいなあ。何がおすすめなんだろう。

  • さっちゃん

    読友さんのレビューから。ミステリのお約束やあるあるシーンをネタにした24編のショートショート。普段読んでいるミステリではお約束でも実際やるとなるといろいろ問題が起こりそう。/お気に入りは『上地邸「八芒星屋敷」施工記録』館モノを読むと気になる所。建築基準法違反でしょという館もあるので設計士は大変!『時刻表ミステリーの精霊』過去のトリックになったかと寂しく思う。好きだったな。『あの日のブックカバー』ゾクッとして思わず手元のブックカバーを見てしまった。『鉄壁のアリバイ』そのモチベがあれば私も痩せられる?(無理)

  • koma-inu

    むむっ、真面目な本と思って読み始めましたが・・ミステリーのお約束をバラエティ風にした、24編。わかるわかる、と笑える話が多いですが、ゾクッとする話や感動話も混じっており、楽しめました。「館」絶対、本格わかってるだろ!「時刻表ミステリーの精霊」本作のイチオシ。もう、時刻表ミステリは、現代では無理か、と思ったところに、今どきのトリックが!最後の能力は、いらない笑 「夢の殺し屋」夢追いの深さを考えさせられるラスト。「鉄壁のアリバイ」殺意がここまで人を変えるとは。

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