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ISBN 10 : 4806714526
Content Description
江戸時代、燃料の薪不足に悩む仙台藩広渕村の百姓たちが、入会地内に誕生した北村新百姓のいぐね(屋敷林)を伐採したことで、紛争が勃発。広渕村では、大肝入と御代官様の御下知(指図)により伐採したと主張するのだが、さて、その真相は…。
目次 : 序章 新田開発と北村・広渕村(北村、広渕村の概況/ 新田開発による石高の急増 ほか)/ 第1章 北村・広渕町紛争(訴状の表題と奥書/ 新屋敷誕生 ほか)/ 第2章 代官と大肝入への反論(大肝入作右衛門手負いの清次郎を見届ける/ 代官による取り調べ ほか)/ 第3章 北村百姓主張を貫く(郡司(郡奉行)による取り調べ/ 手負い清次郎打ち身再発して果てる ほか)/ 第4章 事件の背景と歴史的意義(燃料不足を推計する/ 大肝入の苦悩と代官の立場 ほか)
【著者紹介】
支倉清 : 宮城県石巻市(旧河南町前谷地)の支倉家に生まれる。元東京都公立小学校長。宮城県前谷地の支倉家と、伊達政宗が派遣した慶長遣欧使節の大使・支倉常長とどのようにつながるのか、長年研究を続けている
支倉紀代美 : 宮城県東松島市に生まれ、石巻市前谷地で小学校・中学校・高等学校時代を過ごす。元神奈川県公立小学校教諭。幼少期より、実父・本田雅童より習字の手習いを受ける。その後、日本書学館の初山祥雲に師事し、本格的に「書」を学ぶ。仙台藩入会地紛争に関する古文書も、「書」の知識を活かして、解読文を作成し、読解に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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