Books

代官の判決をひっくり返した百姓たち 仙台藩入会地紛争

支倉清

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806714521
ISBN 10 : 4806714526
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

江戸時代、燃料の薪不足に悩む仙台藩広渕村の百姓たちが、入会地内に誕生した北村新百姓のいぐね(屋敷林)を伐採したことで、紛争が勃発。広渕村では、大肝入と御代官様の御下知(指図)により伐採したと主張するのだが、さて、その真相は…。

目次 : 序章 新田開発と北村・広渕村(北村、広渕村の概況/ 新田開発による石高の急増 ほか)/ 第1章 北村・広渕町紛争(訴状の表題と奥書/ 新屋敷誕生 ほか)/ 第2章 代官と大肝入への反論(大肝入作右衛門手負いの清次郎を見届ける/ 代官による取り調べ ほか)/ 第3章 北村百姓主張を貫く(郡司(郡奉行)による取り調べ/ 手負い清次郎打ち身再発して果てる ほか)/ 第4章 事件の背景と歴史的意義(燃料不足を推計する/ 大肝入の苦悩と代官の立場 ほか)

【著者紹介】
支倉清 : 宮城県石巻市(旧河南町前谷地)の支倉家に生まれる。元東京都公立小学校長。宮城県前谷地の支倉家と、伊達政宗が派遣した慶長遣欧使節の大使・支倉常長とどのようにつながるのか、長年研究を続けている

支倉紀代美 : 宮城県東松島市に生まれ、石巻市前谷地で小学校・中学校・高等学校時代を過ごす。元神奈川県公立小学校教諭。幼少期より、実父・本田雅童より習字の手習いを受ける。その後、日本書学館の初山祥雲に師事し、本格的に「書」を学ぶ。仙台藩入会地紛争に関する古文書も、「書」の知識を活かして、解読文を作成し、読解に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • コーリー

    筆者の支倉清・紀代美は、自身の家系が慶長遣欧使節支倉常長とどのようにつながるのかを調査する目的で、斎藤報恩会博物館の史料を探索した。その中で仙台藩入会地紛争に関する古文書と出会う。この古文書を読み進めるうちに、その世界に魅了され、ご夫婦で解読に取り組み、その成果として書かれたのが本書。古文書のまとまりごとに、原文書き下し、現代語訳、解説で構成されており、巻末には古文書の写真が57ページにわたって載せられていて、古文書学習にも使うことができる。古文書解読を一から取り組み、本にまでまとめた点に感銘をうけた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items