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豊臣水軍興亡史

山内譲

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642082969
ISBN 10 : 4642082964
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
山内譲 ,  

Content Description

天下統一をめざす秀吉は、瀬戸内の海賊衆来島村上氏や伊勢海の九鬼氏らを味方につけ、水軍(船手衆)として重用した。九州・小田原攻めや朝鮮出兵で活躍した「海上軍事力」としての彼らを通じ、豊臣政権を見直した好著。

目次 : 序章 戦国の水軍(西国の水軍/ 東国の水軍)/ 第1章 船手衆前史(来島村上氏と瀬戸内海/ 九鬼氏と伊勢海)/ 第2章 天下一統と船手衆(海賊衆への調略/ 九州へ向かう船団/ 小田原城を囲む)/ 第3章 文禄・慶長の役と船手衆(文禄の役と船手衆の編成/ 船手衆の再編と大船の建造/ 再編後の戦況/ 慶長の役と海戦)/ 終章 豊臣船手衆の解体

【著者紹介】
山内譲 : 1948年愛媛県に生まれる。1972年京都大学文学部卒業。現在、松山大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りー

    「村上海賊の娘」のハイライト、木津川の戦いがお目当てで読みましたが、なつかしい樹なつみさんの「朱鷺色トライアングル」を思い出してしまいました。戦国〜江戸初期まで、主に村上水軍、九鬼水軍に焦点をあてて書いています。関東勢としては、瀬戸内と関東では海賊の在り方がかなり違っていた、というのが面白かった。東国の水軍は大名お抱えで、一方瀬戸内は独自勢力だった、と。関東では敵を浜に追い上げて最後は焼いてしまう戦法がとられていた。後半の朝鮮への出兵は、色々イタタタ…と思いました。水軍・その後が切なかったです。

  • ようはん

    豊臣水軍とタイトルにあるが前半部は村上水軍や九鬼水軍といった戦国期の有名な水軍の歴史や東国と西国の水軍の違いについて。半ば独立性を持ち各勢力の争いの中で巧く立ち回ってきた村上水軍ら瀬戸内海の海賊に周辺勢力や一族内の争いを制してのし上がった九鬼嘉隆とそれぞれドラマがあるのが印象深いが江戸時代の到来であっさりと消えていくのが物悲しい。

  • スプリント

    東国と西国の海賊(水軍)を意味する概念の違いが興味深かったです。戦国期の水軍というと瀬戸内の村上水軍と志摩の九鬼水軍が有名ですが他の水軍についても知ることができ満足できる内容でした。

  • 電羊齋

    海から見た豊臣政権、中世から近世への転換期。西国では「海賊」とは海の民としての「生業」全般を指し、海賊衆は独立性が強い。いわば海の国人領主(国衆)。そして来島村上氏、九鬼氏ら有力な海賊衆はやがて豊臣水軍(船手衆)に組み込まれ、豊臣大名として活躍した。だが、その独立性ゆえに豊臣政権も統制に苦慮した。一方東国では「海賊」とは大名の命令の下で戦う水軍を指し、海賊衆は戦国大名権力に依拠する部分が大。そして徳川幕藩体制が継承したのは東国の海賊(水軍)とその組織原理であったようだ。

  • Ryuji Saito

    2017年11冊目

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