Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784486037453
ISBN 10 : 4486037456
ISBN 10 : 4486037456
Format
:
Books
Release Date
:
December/2012
Content Description
夏目漱石の最後の長編『明暗』から解き明かされる百年の日本語の世界―。津田とお延の夫婦の会話と、その周囲の人々のことばの心理に迫りながら、人と心の関係が織りなす“明”と“暗”をあぶり出していく。未完に終わった結末に向け、漱石が配した「ことばの伏線」も明らかにする。
目次 : 第1章 御帰り遊ばせ/ 第2章 夫を千里眼で見抜ける?/ 第3章 突然疑惑の焔が…/ 第4章 愛と虚偽/ 第5章 吉川夫人の思惑/ 第6章 「そりゃ嘘だ」「どうして嘘なの」/ 第7章 一通の手紙/ 第8章 湯治場の中心点なる清子
【著者紹介】
小林千草 : 1946年生まれ、京都育ち。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。東海大学文学部特任教授。博士(文学)。1985年に佐伯国語学賞、2002年に新村出賞を受賞。千草子(せん・そうこ)の筆名で小説・評論も書く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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