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日本人の健康を社会科学で考える

小塩隆士

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532358747
ISBN 10 : 4532358744
Format
Books
Release Date
January/2021
Japan

Content Description

データ分析が明らかにする健康リスクの実態。職歴、学歴、貧困、社会参加、家族関係―。社会経済的視点から健康状態を決める意外な要因を明らかにする。

目次 : 第1章 健康面でも不利な就職氷河期世代/ 第2章 非正規雇用を健康面から評価する/ 第3章 貧困を健康面から再定義する/ 第4章 社会参加活動を健康面から評価する/ 第5章 中高年の健康は学歴にどこまで左右されるか/ 第6章 家族は介護に耐えられるか/ 第7章 高齢者はどこまで働けるか/ 終章 総括:何が明らかになったか

【著者紹介】
小塩隆士 : 一橋大学経済研究所教授。1960年、京都府生まれ。1983年東京大学教養学部卒業、大阪大学博士(国際公共政策)。経済企画庁(現内閣府)などをへて、2009年より一橋大学経済研究所教授。2010年『再分配の厚生分析』で日経・経済図書文化賞を受賞。2017‐19年、一橋大学経済研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hurosinki

     本書は、社会経済的要因(雇用、社会的孤立、社会参加活動、学歴など)から健康状態を説明するアプローチを採っている。こうした分析には、健康がそうした社会経済的要因に影響する(逆の因果関係)などの内生性の問題が出てくる(p196)。社会参加活動と健康との関係を扱う第4章はその問題が大きい。

  • namtek

    日本人の健康は、様々な要因から影響を受けているが、本書は社会的要因にフォーカスして検討している。いずれもそうだろうなと納得できるような点が多いが、改めてデータから検証している点は説得力があると感じた。

  • Sensyuraku

    就職氷河期世代の健康は他と比べて悪い、とか社会参加活動に熱心な人は生活習慣病リスクが低いとか結果は大体印象通りだが、実際に政策に反映させる数字としてどこまで改善すべきか、どこまで許容ラインか、みたいなのが分かるのが有り難いね。

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