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考える水、その他の石

宮沢章夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560027905
ISBN 10 : 4560027900
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2006
Japan

Product Description

タモリ、たけし、松本人志、モンティ・パイソン……かっこいい笑いとは何か? という観点から繰り広げられてゆくユニークな「作家論」。1980年代論序説も含む、爆笑エッセイ集。

マルクス兄弟、タモリ、たけし、竹中直人、いとうせいこう、松本人志、モンティ・パイソン、大人計画……笑いの「革命児」たちの偉大さを再発見させてくれる本書は、かっこいい笑いとは何か? という観点から、さまざまな表現者の仕事っぷりを、奔放に批評する。ときに冷や水を浴びせたり石を投げたりもしながら語る、痛快無比なエッセイ集だ。1980年代論序説を含め、著者の思考や演劇論のベースとなってゆく、「原石」の輝きに満ちている。
「『くだらない』という言葉が『ほめ言葉』になる世界がある。/それを理解してもらえない人と話をすると、突然、コミュニケーションが不全になり理解しあえない。とはいえ、それもまた『他者』。なんとか出会っていかなくてはいけないが決定的に『話しにならない』場合があって、どうしたらいいか困惑する」(本書「ボーナストラック:web日記より」所収)。
伝説のレア本に新規原稿を追加して、120%増量(当社比)。なぜか笑える、索引つき。

Content Description

マルクス兄弟、赤塚不二夫、タモリ、たけし、竹中直人、いとうせいこう、松本人志、モンティ・パイソン、大人計画…笑いの「革命児」たちはもちろん、さまざまな表現者の仕事っぷりについて、ときに冷や水を浴びせたり石を投げたりもしながら考えてみた―。1980年代論序説も含む、痛快無比なエッセイ集。

目次 : 第1章 曖昧な場所と名づけえぬもの/ 第2章 観ることのノート、または荒くれ/ 第3章 考える水、その他の石

【著者紹介】
宮沢章夫 : 1956年12月9日生まれ。多摩美術大学美術学部建築科中退。劇作家、演出家、小説家。遊園地再生事業団主宰。ラジオやテレビの放送作家として仕事をはじめ、1985年に、大竹まこと、きたろう、斉木しげる、いとうせいこう、竹中直人らと「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を結成。1990年からは作品ごとに俳優を集めて上演するスタイルの「遊園地再生事業団」の活動を開始し、『ヒネミ』(1992年)で第三十七回岸田國士戯曲賞を受賞、十年間で十数本の舞台作品を発表。『サーチエンジン・システムクラッシュ』(1999年)が芥川賞・三島賞候補に選ばれ三年間の休止を経て、『トーキョー・ボディ』(2003年)『トーキョー/不在/ハムレット』(2005年)を上演し、戯曲+映像+パフォーマンスのコラボレート作品により、第二期ともいうべき活動を開始。また、痛快無比な爆笑エッセイや評論にも定評があり、京都造形芸術大学助教授、早稲田大学客員教授、東京大学における表象文化論ゼミを担当するなど、幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • メタボン

    ☆☆☆ 演劇論が大半。90年代を感じる。語り口はいつもの宮沢章夫で面白いが、意味不明な論調が多く、内容は面白いとは言い難い。その中で「三万人は一人である」は爆笑した。

  • ヒコ。

    概ね演劇論と演劇批評、残念ながらグダグダ系エッセイは少な目

  • 池野和典

    ザ・サブカル。あたまいいわこのひと。

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