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15の街道からよむ日本史 日経ビジネス人文庫

安藤優一郎

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296117437
ISBN 10 : 4296117432
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan

Content Description

「東海道より人気があった中山道」「一度、廃れた熊野古道」「4つあった日光街道」「将軍の緊急事態を想定していた甲州街道」―日本史を紐解いていくと、道、つまり街道を舞台に歴史が生まれる場面に幾度となく遭遇する。定評ある歴史研究者が、全国の特徴的な街道を取り上げ、様々なエピソードと新たな発見とともに綴る歴史読み物。

目次 : 松尾芭蕉は奥州街道で見た名所旧跡に何を思ったのか/ 日光街道は四つあった/ 鎌倉街道は常に「いざ鎌倉」への道だった/ 富士山の噴火で東海道のルートは変更された/ 参勤交代では東海道よりも人気があった中山道/ 甲州街道最大の宿場 内藤新宿はなぜ復活したのか/ なぜ上杉謙信は北国街道を整備したのか/ 街道輸送の主力だった馬が街道名になった中馬街道/ 京都への道(京の七口)は明治維新の狼煙が上がった道でもあった/ 伊勢参宮街道からやってきたお伊勢参りはどんなもてなしを受けたのか/ 上皇や貴族は熊野古道をどのように旅したのか/ なぜ西国街道は五街道にまさるとも劣らず賑わったのか/ お遍路道はどのようにして生まれたのか/ オランダ商館長一行は長崎街道で何を見たのか/ 武士の旅日記に国内の主要街道はどう書かれていたのか

【著者紹介】
安藤優一郎 : 歴史研究者(日本近世政治史・経済史専攻)。1965年千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。文学博士(早稲田大学)。JR東日本「大人の休日」倶楽部のナビゲーターとして旅好きの中高年の人気を集め、NHKラジオ深夜便などでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    歴史と街道を融合させた面白い作品であると感じました。奥の細道の松尾芭蕉の話から始まり、武士の旅日記に出てきた街道ということで15の観点から説明されています。特に今まで知らなかった「中馬街道」というのがあり馬が中心の街道があったことなどがよくわかりました。熊野古道というのも昔から上皇や貴族が旅したということで大変であっただろうことが感じられました。

  • Book & Travel

    歴史と地理が好きな自分としては、タイトルを見て手を出さずにはいられなかった一冊。章ごとに日本各地の15の街道とその歴史話が語られるのだが、一章が短いので合間の時間に手軽に読めるのがいい。その分物足りない章もあるが、知らないことも多く、楽しんで読めた。特に内藤新宿と甲州街道の歴史、三河から信州へ馬で物資を運んだ中馬街道あたりが興味深かった所。芭蕉の旅した奥州街道、日光街道、自分の先祖にゆかりのある伊勢参宮街道はそれぞれ前に別の本で読んだことはあったが、本書で一気に振り返ることができたのも良かった。

  • Kaz

    旧街道の歩き旅は趣味の1つ。新幹線や飛行機の移動では決して見えてこないものに出会え触れあえるのは、何物にも代えがたい魅力。メジャーな五街道のほかにも、伊勢街道、西国街道、長崎街道、四国八十八か所お遍路道などは五街道以上に魅力ある側面を持つ。残りの人生がどれくらいあるかは不明だが何としても歩いて見せる。

  • ちび太

    昔、東海道を9日間、神奈川宿から吉田宿まで歩いた。街道を歩くと歴史に触れられる。また街道を歩いてみたいと思える一冊。それにしても伊勢信仰に待つわる話は何度読んでもインパクトがある。

  • oshow

    江戸時代、国内移動は制限され幕府許可を得ての遠出は難しかったが、寺社に依頼して参詣の許しを得ることは難しくなかった。これが江戸庶民の寺社参詣ブームであり、街道に人が行き交い栄える理由にもなった。/東海道よりも中山道が好まれたのは、大井川の増水で日数ロスするから。参勤交代では特にコスト増及び到着の期日が守れるかの心配があった。/日光東照宮へ京都側から天皇のお札を納めに行くために使われた日光例幣使街道。運び手の公家がわざと道中で転び、護送役(街道沿の人々)から慰謝料をかっぱいでたとかいう話がやばすぎる。

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