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ハトと日本人

大田眞也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863291713
ISBN 10 : 486329171X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

八幡神の使い、平和の象徴として崇められ、伝書鳩として人の暮らしに重宝されてきた反面、食害や糞害をもたらしている鳥でもある。本書は、この最も身近な鳥の生態観察の記録であり人との関係をたどった“ハト史”でもある。写真120点を収録。

目次 : 1 キジバト(チョウゲンボウに擬態?!/ 東洋の鳩 ほか)/ 2 アオバト(幻の巣を発見/ ハト類の塩分摂取 ほか)/ 3 ドバト(ドバトとは/ 日本への移入 ほか)/ 4 いろいろなハト類(マレーシア・サバ州で見たハト類/ ホテルのベランダにズアカアオバトが ほか)/ 5 ハト類と人間(ハト類についての分類史/ ハト(鳩・鴿)の語源と字源 ほか)

【著者紹介】
大田眞也 : 1941年、熊本市生まれ。長年にわたり、さまざまな野鳥の生態観察と文化誌研究を続けている。日本鳥類保護連盟会員、日本自然保護協会会員、日本鳥学会会員、日本野鳥の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あじ

    元教員がドバト、キジバト、アオバトをメインに長年の研究成果を取りまとめた書籍。とっつきやすい反面物足りなさが残るが、関連資料の収集力と解析力は高いと見た。★3/5

  • ユウユウ

    少し文体が読みにくかったけれど、鳩愛は伝わりました。

  • shinano

    ぼくが勝手に、友だちとしてきた『ドバト』。ぼくはずっと『ひょこひょこくん』と言って、笑い哀しみ慈しみ喜んできた。すぐそばに生きている、ヒトと共生している鳥。少しお馬鹿だけれど愛くるしい。群れていても個性がふと見え、死に繋がるときもあるのが“自然”の厳しさ。鳩たちは自然の厳しさを受け止めているのだろう。ぼくらは自然の厳しさを何かしら、他の次元にすりかえて受け止めて自分勝手な理由を作り出せる能力を持ってしまって、あるはずの他者との差を平等観から蘊蓄する。いきものからはまだまだ学べていない気がする。鳩は師だ。

  • bapaksejahtera

    書題を見て当然愚かにもドバト(本来塔鳩→堂鳩)を連想したのだが、飼い鳥が野生化したそれではなく、我国在来鳥で、元々鳩一般を指していたキジバトアオバトから始めた記述は漸くドバトに移る。ハト類に共通する、オスも育雛に利用するピジョンミルクの仕組み(餌袋でもあるソ嚢の内壁を剥離させる)や他の鳥類と異なり水を吸って体内に入れる生態は興味深い。ドバトは古くからカワラバトを各国で飼鳥化した。その習性から塔等で飼育、胸筋が発達しており欧州中東で食用される。ドバトは駆除鳥だが、キジバトも森林害鳥として戦後駆除されたという

  • ぞだぐぁ

    日本野鳥の会にも所属する鳥類学者によるハトについての本。日本に生息するハトがメインだが、神話でのハトについての項目や絶滅させられたドードー、リョコウバトなどについても書かれており「ハトってどういうもの?」と思ったら読むのに手ごろな本。

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