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牛肉と馬鈴薯 / 酒中日記

国木田独歩著

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101035024
ISBN 10 : 4101035024
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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「死」の発端、「D坂の殺人事件」の作者だ...

投稿日:2021/06/12 (土)

「死」の発端、「D坂の殺人事件」の作者だったらこの発端からどのような世界を描いていったであろうか。

白塗りのサル さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 青蓮

    国木田独歩2冊目。本作は中・後期の短編名作16編収録。以前読んだ「武蔵野」は手古摺ったけれど本作はどれも読みやすかったです。独歩の文章は無駄がなく、まるで一筆書きのように勢い良く疾走する感じが小気味よい。此処に収められた作品達は常に「死」が付き纏い、独歩が「死」の不可思議を究明しようと様々な角度で描いています。それが端的に現れてるのがタイトルその物の「死」という作品。「酒中日記」に登場する主人公の母親が私の母親とそっくりで何だか居た堪れなかったですが……。「少年の悲哀」「空知川の岸辺」の自然描写が美しい。

  • たつや

    今の感覚で読むと、ドラマもミステリーもギャグもない、明治時代の日常がたんたんと描かれているが、当時の情景描写や台詞が明治時代にタイムスリップしたようで、心地よく読めました。ただ、俳句調子になると、自分は少し苦手です。「お出でですかね」とか、もう日常では使う人が減った言葉に出会えると、それだけでも幸せな気がする。不思議だ。

  • モリータ

    小説としては「富岡先生」「酒中日記」「運命論者」がよかった。特に「酒中日記」は酒と金ってのが短編のなかでちゃんと重みを持ってる。「牛肉と馬鈴薯」は独歩のものの考え方を知るにはいい、という感じ。お信さんとの話は「欺かざるの記」に書いてあるとのことなので、古本ででも見つけたら。

  • 入江

    だから何なんだよ、と思いつつ、ゆるい世界に浸っているのが心地よかったです。学生時代にした飲み会のノリを思い出しました。

  • しんこい

    理想を熱く語る人もあれば夫の行動を恥じて自殺する妻もあり、息子にたかって恥じない母もあり。社会の規範や制度が大きく行動を支配していた時代だからこそ、それぞれ懸命に生きているという印象をつよく受けます。富岡先生、春の鳥あたりが好み。

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