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かくて謀反の冬は去り2 ガガガ文庫

古河絶水

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094531589
ISBN 10 : 4094531580
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

各界騒然のスペクタクル宮廷劇、第2幕!

奇智彦が摂政になって間もなく。
東国を治める豪族の長、祢嶋太刀守(ねじまのたちもり)が三○○○の兵を率いて王都を取り囲む。

太刀守は、娘を奇智彦の妻にすると取り決め、姫を残して去ってしまう。
「自分の手足となる軍隊」を切実に求める奇智彦だが、先立つカネがない。

そんなとき、奇智彦の許嫁となった“白い妖巫”――愛蚕姫(めごひめ)が、妖しく囁く。
「殿下。借財にもコツというものがあるのですよ」

――銃口は火を噴き、自動車は公路を逆走し、熊相撲の笛は闇夜をきりさく。
黎明の王国に、新たな謀反の風が吹く!

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    紆余曲折の末に摂政になった奇智彦。しかしその基盤が安定しないうちに東国を治める豪族の長、祢嶋太刀守が3000の兵を率いて襲来し王都を取り囲む第2弾。麾下のはずの近衛師団にも味方は少なく、周囲も日和見ばかりという危機的状況で、どうにか太刀守の襲来を乗り切って娘を婚約者とすることになった奇智彦。奇智彦の許嫁となった愛蚕姫はなかなか掴みどころのないキャラ、さらにそこから不穏な動きが燻っていく展開で、彼自身にしていれば心臓に悪い状況の連続でしたけど、今回も曲者揃いのヒロインたちがイキイキとしていて面白かったです。

  • 凜音

    読了 相撲って凄いな…(遠い目) 今回はマクベス何ですね。という感じで、東国の太刀守さんの狙いがなんだろう?とかくだらない掛け合い楽しいなとか思いながら読み進めてました。 奇智彦さんやっぱり顔コロコロ変わるな〜 全体的に謀反や思惑がどう動くのかを楽しんだ2巻となりましたが、私的気になってる世界観・時代背景への情報言及は少なったように思います。 この独特の世界が気に入っているので背景周りの鮮明度を私的あげていきたいなと。 熊の暴れようは理性的で獣的な調和が毎度毎度妙にツボに入りますね。

  • 真白優樹

    奇智彦が摂政となって早々、幸月姫の祖父が挨拶の為軍勢を率いてやってくる今巻。―――金も無し力も無し、その中から未来を掴め。 既に手に入れた権力の座が一番安全、しかし維持はとても面倒。早くも後ろ盾がおらずお抱えの軍勢がいない、という問題にぶち当たる中、知らぬ間に生えていた面倒事の中に飛び込む巻であり、より混沌としていく中で面白さが増えていく巻である。一つ手に入れ、しかしその座は盤石、とは言えず。まだまだ足りぬものばかりな奇智彦は、いつかこの座を無事に明け渡すことはできるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。

  • くろ

    今回もまたかなり振り回された。 曲者/癖者揃いよな。

  • sugsyu

     「リチャード3世」から「マクベス」へ…宮廷陰謀劇として傑作だった前巻から、さらに熱量を増した続編。新キャラの姫巫女=占い師をはじめ、誰もが命賭けて嘘つくのが素晴らしい。小粋なシェークスピアン・ジョークに笑っていたら、巻末ではとんでもない予言(+めんどくさいシスターフッド)が飛び出し…シリーズ化が素直に喜べないレベルの、とんでもなく陰惨な悲劇の予感に、震える。軍神コルネリアさんが逆に癒し枠だが、多分この人もどっかでとんでもない爆発しそうである。沙翁世界に何故か乱入した西郷どんか呂布だよ、この人…。

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