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2悪のしくみ 中学生までに読んでおきたい哲学

南伸坊

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784751527221
ISBN 10 : 4751527223
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

考える楽しみに満ちた18編。

目次 : 万引き(井上ひさし)/ いじめの憂鬱(池田晶子)/ 生きる力を育てる(河合隼雄)/ 極楽往生(結城昌治)/ 子供たちが豚殺しを真似した話(倉橋由美子)/ 「狼が七匹の子やぎ」に冷たくされる理由(寺山修司)/ 善魔について(遠藤周作)/ 偽善について(中野好夫)/ 偽善の勧め(渡辺一夫)/ 悪人の自覚(亀井勝一郎)/ 悪はどこから(田中美知太郎)/ 鬼あざみの清吉(宇野信夫)/ 七人の犯罪者(星新一)/ 探偵小説に現れたる犯罪心理(江戸川乱歩)/ 流血(堀田善衛)/ 政治について(埴谷雄高)/ いもどろぼう(吉野せい)/ 鰭紙(吉村昭)

【著者紹介】
松田哲夫 : 1947年、東京生まれ。筑摩書房の書籍編集者として「ちくま文庫」、「ちくま文学の森」、「ちくま日本文学全集」、「ちくまプリマー新書」を創刊する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    このシリーズ2巻目は「悪のしくみ」ということで様々な作家や評論家が「悪」について紹介しています。私は星さんの作品しか読んだことがないのですが、読みでのあるものが多い気がしました。井上ひさし「万引き」河合隼雄「生きる力を育てる」亀井勝一郎「悪人の自覚」吉野せい「いもどろぼう」などです。中学の国語の副読本にしてもいいですね。

  • mm

    自分は悪いやつだと認識することは難しい。悪いことをしたと反省する時は、自分を二つに分けて、良い方の自分が悪い方の自分を非難するという形を取る。つまり、どこか自分は善人ぶっているのである。という視点に、今更ながら気付かせて頂いた田中美知太郎先生。そうだよな。人間の中には相対的なものではなく、絶対的な悪がインストールされているのだろう。怖すぎて直視出来ないけど…寺山修司さんが、狼は元々悪ではなく、子ヤギの対応によって悪になったという説を述べてるけど、これも一理ある。結城昌治さんは未読だが、なんか読んでみよう。

  • naotan

    井上ひさし、昔は嫌いだったけど、著作を読むと唸らずにいられない。最後の吉村昭もさすが。中学生までに「読ませたい」ではなく、「読んでおきたい」ってのがミソですね。自分が中学生の時に読めたかなぁ。読んだらどんな感想を持っただろうかと考えた。

  • kei

    「中学生までに読んでおきたい哲学」第二巻。一巻より読みやすかったです。お気に入りは 「生きる力を育てる」河合隼雄 「偽善の勧め」渡辺一夫 「七人の犯罪者」星新一 「鰭紙」吉村昭

  • もも

    無くならない現代のいじめに通ずるものがあったり、ちょっと難しくて思考が停止してしまったり(笑)親鸞が出てきたり、いつものごとく深く考えさせられる一冊です。

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