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大人のアスペルガー症候群 講談社+α文庫

加藤進昌

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062814775
ISBN 10 : 4062814773
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「アスペルガー症候群」という名称が大きな勢いで浸透している一方、その中身についてはまだまだ誤解が多いのが現実です。本書では、「成人発達障害外来」で多くの大人のアスペルガー症候群の人たちを診察してきた医師が、この障害についてわかりやすく解説します。正しい知識を持つことが、本人にとっても周りの人にとっても、「生きやすさ」への第一歩です。

目次 : 第1章 アスペルガー症候群の大人はこんなに困っている(大人のアスペルガー症候群―私、こんなことで困っています/ なんとなく「ヘン」な大人たち「アスペルガー症候群」とは? ほか)/ 第2章 アスペルガー症候群を理解するために(アスペルガー症候群は「病気」?それとも「個性」?/ 成人のアスペルガー症候群を「診てくれる」のは「何科」? ほか)/ 第3章 アスペルガー症候群の治療法について(大人のアスペルガー症候群はどのように「治療」するのですか?/ 「信頼ホルモン」といわれている「オキシトシン」ってどんなもの? ほか)/ 第4章 社会で孤立感を深めないためにできること(これから「自分」でできること―「誤解」を受けない振る舞いとは/ 周囲に誤解を与えない「話し方」を覚えよう ほか)

【著者紹介】
加藤進昌 : 昭和大学大学院保健医療学研究科教授。同大学附属烏山病院院長。東京大学名誉教授。医学博士。1947年、愛知県生まれ。東京大学医学部卒業。帝京大学精神科、国立精神衛生研究所、カナダ・マニトバ大学生理学教室留学、国立精神・神経センター神経研究所室長、滋賀医科大学教授などを経て、1998年には東京大学大学院医学系研究科精神医学分野教授。東大在職中には附属病院長もつとめた。専門は内分泌学。現在、脳科学と遺伝子研究に基づいた成人アスペルガー症候群の治療法開発に積極的に取り組み、烏山病院では成人発達障害の専門外来を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ごへいもち

    ニュートラルな書き方に好感

  • 梅ちゃん

    社会性の欠如、コミュニケーション能力の欠如、興味の偏りが強いという特性はあるが、知的な遅れがないということでヘンな人と周りに認識されてしまう。これは当人の個性ではなく病気であると周りが理解しなくてはいけない。とてもわかりやすくまとめられていた。

  • 先駆的な烏山で活躍している先生の書いた本でわかりやすい

  • てつや

    ざわざわした場所で、一緒にいる友達の話す声が、どんなに注意して聞こうとしても、聞きとれない。それって、聴覚の問題なのだろうとずっと思っていたのですが、いえ、もちろん聴覚の問題なのかもしれませんが、本書で示されている症状でもありうる、というのは素直に驚きました。もう少し、この病気について知見を深めたいなと思っています。

  • ココアにんにく

    コラムにもある「自称アスペ」耳にする事がたまにあります。あいまいな認識のまま自虐っぽく語られるように感じていました。そんな疑問を抱いて読みました。アスペルガーの特徴はよく聞きますが診断や治療は初めて知ることばかり。自閉症スペクトラムやデイケアの事など特に。能力の高さもピッタリな環境があれば活躍の場に。2つの手記、本人や家族の具体的な話は貴重でした。 「自称アスペ」について。本人又は家族の勧めで受診する人が増えていること、その半数が発達障害ではなくアスペルガーはわずか15%なのには驚き。

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