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内藤礼 1985-2015 祝福

内藤礼

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784990543655
ISBN 10 : 4990543653
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
内藤礼 ,  

Content Description

美術家・内藤礼の30年にわたる仕事を包括する初の作品集。

最初の個展《Apocalypse Palace》から、大きな話題を呼び初期の代表作となった《地上にひとつの場所を》、2014年の《信の感情》など、国内外で発表された作品を中心に、パーマネント作品《母型》(豊島美術館)や《このことを》(家プロジェクト「きんざ」)、主要なドローイング、絵画作品、テキストを収録。

写真:畠山直哉 他、デザイン:下田理恵

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    2020年金沢21世紀美術館にて「内藤礼 うつしあう創造」が開催された。かそけき糸や通り過ぎてしまいそうな水滴、多くの小さきものたちのいる空間を「うつす」というテーマのもとに展示されていた。この書での初期30年に渡る展覧会や作品の写真と言葉たちからは、「生」と「静」とを感じます。これからどんな空間を形作っていくのでしょう。豊島美術館は個人的には世界一美しい場所だと思います。

  • ゆう

    かそけきものの気配がする初期の作品。さまざまな材質の、息を吹きかけたらその形を留めておけないような、危ういものたちがおびただしくひしめき合う空間に、生命の始まりの場所の聖性をみる。やがてその聖性を帯びた空間は、人々が生き、生活を営む場へと開かれてゆく。風に揺れる細い糸や、ひとところにとどまらずうごめき続ける水のモチーフ。ここに現れる原初の生命のイメージは、私の身体をひらき、私は私自身の身体の中に、原初のイメージを見つける。私は私の身体のなかに聖性を見つけることになるのだ。なんという、悦び、愉悦。

  • リタ

    美術家・内藤礼さんの作品集。何度も何度も眺めている本です。彼女の作品はかそけく儚くて、だけど強くてしなやかで、ゆっくりと私を見つめ返してくれます。静謐なのに、雄弁で、ひんやりと気持ちよくて温かい。内藤礼さんの世界では、ことばは透明になり、私はまるで水の中で呼吸しているような幸福感に包まれます。“生きていることは、それ自体、祝福であるのか”。この問いに、私も内藤礼さんと同じく、熱烈にYESと答えたい。

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