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徂徠学の思想圏

中村春作

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784831515445
ISBN 10 : 4831515442
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

江戸中期の儒学者・荻生徂徠(1666‐1728)の思想は難解といわれるが、その「ことば」は広く開かれている。徂徠は人/もの/世界を「活物」として看ることを説き、その思索は学者世間の外にまで届くものであった。徂徠の「ことば」の魅力を探り、徂徠学の構想・方法・世界認識を明快に論じた本格的入門書。

目次 : 第1章 「物」に拠る教え/ 第2章 「名」と「物」と「俗」と/ 第3章 「古言」から見通す「先王の道」/ 第4章 経書注釈と思想史の視点/ 第5章 『政談』の世界/ 第6章 「華夷変態」のなかの徂徠学/ 第7章 「気質の性」の行方―太宰春台論/ 第8章 反徂徠学、懐徳堂の儒学/ 第9章 「風俗」論への視角

【著者紹介】
中村春作 : 1953年、徳島県生まれ。広島大学文学部卒業。大阪大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。博士(文学)(大阪大学)。広島大学名誉教授。専攻は思想史(日本・東アジア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かんがく

    丸山真男の論考でもお馴染みの江戸時代の思想家、荻生徂徠。朱子学を批判し、古典研究を重視したという教科書的説明しか知らなかったが、具体的なテキストの引用が多く、ライバルの伊藤仁斎や弟子の太宰春台との比較もわかりやすく、徂徠学の理解が深まった。人の心の中でなく、歴史、政治などの現実社会を重視する。

  • tkm66

    この著者による〈江戸期思想史〉は以前の著作も下手に媚びず・かつ専門知を門外漢にも分かり易く解説され、大変勉強になる。こういう方を〈先生〉と言うのだろう。もちろんかなり気合を入れて読む覚悟は必要。

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