Product Details
ISBN 10 : 4831515442
Content Description
江戸中期の儒学者・荻生徂徠(1666‐1728)の思想は難解といわれるが、その「ことば」は広く開かれている。徂徠は人/もの/世界を「活物」として看ることを説き、その思索は学者世間の外にまで届くものであった。徂徠の「ことば」の魅力を探り、徂徠学の構想・方法・世界認識を明快に論じた本格的入門書。
目次 : 第1章 「物」に拠る教え/ 第2章 「名」と「物」と「俗」と/ 第3章 「古言」から見通す「先王の道」/ 第4章 経書注釈と思想史の視点/ 第5章 『政談』の世界/ 第6章 「華夷変態」のなかの徂徠学/ 第7章 「気質の性」の行方―太宰春台論/ 第8章 反徂徠学、懐徳堂の儒学/ 第9章 「風俗」論への視角
【著者紹介】
中村春作 : 1953年、徳島県生まれ。広島大学文学部卒業。大阪大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。博士(文学)(大阪大学)。広島大学名誉教授。専攻は思想史(日本・東アジア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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かんがく
読了日:2020/02/16
tkm66
読了日:2019/09/04
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