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東京高級住宅地探訪

三浦展

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794967879
ISBN 10 : 479496787X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2012
Japan

Content Description

よき住まいとはいかなるものか?戦前に開発された東京西郊の住宅地を案内。近代・中流・家族の歴史に思いをはせる。

目次 : 第1章 田園調布―高級住宅地の代名詞/ 第2章 成城―閑静さと自由さと/ 第3章 山王―別荘地から住宅地へ/ 第4章 洗足、上池台、雪ヶ谷―池上本門寺を望む高台/ 第5章 奥沢、等々力、上野毛―東京とは思えぬ自然と豪邸/ 第6章 桜新町、松陰神社、経堂、上北沢―世田谷の中心部を歩く/ 第7章 荻窪―歴史が動いた町/ 第8章 常盤台―軍人がいなかった住宅地

【著者紹介】
三浦展 : 1958年、新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業。86年、パルコのマーケティング雑誌『アクロス』編集長、90年、三菱総研を経て、99年、カルチャースタディーズ研究所設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おいしゃん

    東京の高級住宅地として知られる、田園調布や成城、山王や常盤台。しかしその誕生の背景や成り立ちは、前者2つはよく取り上げられるものの、意外に取り上げられない後者も、それぞれの特徴がよくわかった。

  • はるわか

    東京西郊に住宅地が開発され始めたのは大正から昭和初期、西暦1920年代。中流階級と和洋折衷型の生活様式が生まれた。東京市内の人口がふくれあがったのに加え、1923年(大正12年)に関東大震災があり、都心から郊外への人口移動を加速した。田園調布、成城、山王、洗足・上池台・雪が谷、奥沢・等々力・上野毛、桜新町・松陰神社・経堂・上北沢、荻窪、常盤台は北豊島郡、豊多摩郡、荏原郡であったが、1932年(昭和7年)東京市に併合された。田園都市思想の普及、軍隊・病院・大学・官庁の立地。東京の西郊は近代化の産物。

  • Miyoshi Hirotaka

    東京での宅地開発は関東大震災を機に大規模化。別荘地といわれた郊外や鉄道沿線が宅地化された。建築や家具、内装の洋風化や東京の西郊、今の山の手の重点開発と価値向上に熱心だったのは朝日新聞。イベントや有名人を起用した記事広告を駆使し、モデルハウスを売却するビジネスを確立した。新しい住宅地には、会社役員、官吏、軍人が多く住み、旧来からの住宅地には医師や技師、学者や文化人が多く住んだ。街並みや家も代を重ねた。家や街は社会の資産。良い住宅や街路がそのまま残り、歴史や文化を感じさせる住宅地として成熟していって欲しい。

  • そうさん

    さらっと読んだ。豪邸って散歩しながら眺めているだけで楽しいので好き。最近は昔ながらの豪邸は取り壊されて、どんどんマンションに変わっているのが、寂しく感じる。街並みも個性がなくなっている気がする。

  • さとみん

    実際に行ったことがあるのは常盤台だけだが、広い敷地に立派な家が建ち並ぶ様は壮観だった。成り立ちは様々なのに、各住宅地の売り文句が似通っている点が笑える。しかも今、新たに開発されている住宅地も売り文句はほとんど変わっていないし。持ち家が幸せや社会的地位を誇示する道具なのは今も同じかな。

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