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昼は散歩、夜は読書。

三浦展

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784880594095
ISBN 10 : 4880594091
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan

Content Description

『下流社会』『第四の消費』などで出色の時代分析を提示してきた三浦展が、肩の力をぬいて綴ったエッセイ集。第一部は、これだけ読めば大学卒業!?とばかりに盛沢山の「都市」と「社会」に関わるブックガイド。第二部は、ブラック企業・アキバ事件・震災について語るコラム。小学時代にまでさかのぼり、大学受験、就職、消費社会研究家として独立するまでを語る半自伝的文章を収録。

目次 : 第1部 読書史(社会を考える(郊外―藤原新也『東京漂流』/ 社会意識―見田宗介編『社会学講座12 社会意識論』 ほか)/ 都市を考える(暗黒街―逢阪まさよし+DEEP案内編集部『「東京DEEP案内」が選ぶ首都圏住みたくない街』/ 街―フリント『ジェイコブズ対モーゼス』/岡崎武志『女子の古本屋』 ほか))/ 第2部 コラム集(社会(地域と家族を空洞化させるブラック企業/ モテない男の犯罪 ほか)/ 都市・地方(みんなここでは退屈を知らないある国際的大ホテルの話/ 世界都市 ほか)/ 本と仕事の個人史)

【著者紹介】
三浦展 : 1982年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集室勤務。86年同誌編集長。90年三菱総合研究所入社。99年「カルチャースタディーズ研究所」設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もりくに

    三浦展さんは、「下流社会」で知っていたが、「ファスト風土化する日本」を知り、「郊外」をイメージするのにピッタリの表現だと思った。そこで遅まきながら、この本を読んだ。タイトル通り、昼間は取材としての「街歩き」で、郷土資料館の企画展を見たり、銭湯に入ったり。夜はひたすら「読書」。ジャンルは「都市」、社会」から多様。ただし、消費に関する本と、ビジネス書は読まない。この本は、「社会」と「都市」の読書論に、個人史。基本的な視座は、「市民、庶民、小さな店にこそ一人一人の『生』が、十全な形で生き生きと表現される。(続)

  • Nobuko Hashimoto

    書評集、コラム集なので、寝る前のお布団読書で少しずつ読んだ。第一部「読書史」には、かなり引き込まれた。短い書評を集めたものなのだが、その本の研究史における位置づけ、内容紹介はもちろん、三浦氏とその本との関わりや、忌憚ない意見が展開されているのが面白い。取り上げられているのは主に社会学や都市研究。第三部「本と仕事の個人史」では、編集者時代の仕事っぷりが熱く語られる。

  • 阿部義彦

    而立書房の本は初めて買ったかも。表紙の本棚を見て買うべき本だと直感しました。著者はかつて、パルコで出していたマーケティングペーパー「アクロス」を若い時編集していた。このアクロスはマーケティング雑誌らしくなく私も面白く読んでました。何より「下流社会」の著者とは、実は読んでないので読みたいと思いました。社会、都市に纏わる読書録とコラム集からなるエッセイの様な本です。今和次郎の考現学からシェアハウス、坂口恭平に至るまで。読みたい本が増えました。80年代のパルコは正に梁山泊でしてた。永江朗、阿部和重、常盤響等など

  • ふろんた

    ★★★

  • はやたろう

    都市と社会を様々な角度から、また様々な学者の語る都市論等の論評を説いている。町を散歩することで昔の街並みは、面白みがあるが、今の画一化された建物や街は、つまんないと説く。納得しました。

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