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愛される街

三浦展

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784880594194
ISBN 10 : 4880594199
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan

Content Description

近年の「まちづくり」には、住宅や商業地の範疇を超えたパブリックスペース・住み開きなど、多様な個人が集い交流のできる場所・活動が求められている。女性の活躍、子育て、シェア、介護等の観点から「愛される街」を考え、西荻窪・浦和・祐天寺などの事例とともに紹介。

目次 : 第1部 愛される街(愛される街を考える/ 官能から考える街 対談=島原万丈/ 銀座の未来/ 渋谷 ここしかないという場所と「ヒト消費」/ 上海でも横丁が人気だった/ アムステルダム郊外にできた千葉みたいな住宅地/ ヤバいビルの魅力/ 堤さん、本当に赤トンボが飛んでいますよ)/ 第2部 街を動かす女性(女性から見た都心集中/ 不動産業の発想の大転換が必要/ 子育てが自分の街をつくる/ 働く母親が街を元気にする)/ 第3部 シェアとケアの場所(共異体、再・生活化、パブリック/ 現代は「焼け跡の時代」、リノベーションはバラック、物は借りたり、もらったり、拾ったり/ 郊外にクリエイティブなコミュニティをつくる/ シェア社会と交通/ 高齢社会と地域社会/ 介護現場は「人間の居る場所」たりうるか)

【著者紹介】
三浦展 : 1982年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集室勤務。86年同誌編集長。90年三菱総合研究所入社。99年カルチャースタディーズ研究所設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おいしゃん

    これからの街の在り方を問う本。インタビューや講演内容の寄せ集めなので、重複もちらほらあるが、馴染み深い地名がたくさん出てきて、街好きにはたまらない一冊。シェアが流行っているが、単にモノや場所だけのシェアだけでなく、個々の得意分野のシェアを通して、この本で描かれるような開かれた街が増えていくことを切に願う。

  • makoto018

    三浦展氏による最新「まち」論。全国チェーンが並ぶ金太郎飴のような「ファスト風土化」したまちは機能的だが魅力は薄い。一方、横丁や路地など、猥雑さや街のノイズがあるまちは魅力的だし通いたくなる。そして、今の生活様式が、所有から共有=シェアにが変化していると。新しいパブリックとは、時間と空間を共有しつつ、少しずつ自分のプライベートを開いていくもの。これは三大都市圏だけでなく地方都市でも当てはまることだと思う。okatteにしおぎ、井の頭アンモナイツ、松新文庫、シェア金沢、喫茶ランドリーなど、実例がとても魅力的。

  • みみりん

    著者の本は共感することが多い。これもいいなと思うことが沢山。私も将来は子どもの世話にならず独りが無理になったら施設と思うが皆と同じことをさせられたくない。以前ニュータウンを訪れた時画一的で面白味がないと感じた。色々なものがあって様々な年代の人が暮らす魅力的な街に住みたい。本当は自分で色々な人が集まるカフェを経営したかった。

  • きうりっち

    整備されて機能的な街も魅力的ではあるけれど愛される街には愛すべき人々が暮らしているというごく当たり前のことが少し忘れられているということか。私も高齢者になり一人暮らしで先行き老人ホームへ行くしかないかと思いつつ、ボランティアで訪れたホームの中を知ってみると、ああいうところで暮らしたくないという思いが強い。近所で買い物をし、知り合いとたわいない話をし、友人と近場で散策し、というような時間がなにより大事に思えるようになってきた。多様な人間の集まりの中でシェアしあう暮らしが出来れば最高に幸せだろうと切実に思う。

  • toshiki

    世代により、愛される街もちがうようではあるが、楽しいこと私求めていることに変わりはない。あまり儲からなくてもいいけど、持続可能な楽しい場所がもっと増えると良いと思った

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