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ラブ-キス 2-ディアプラス文庫

一穂ミチ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784403524790
ISBN 10 : 4403524796
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2019
Japan

Content Description

再会してもうすぐ一年、明渡と曖昧な関係を続けていた苑。頻繁に食事を共にし、時折キスをする、けれどそれだけ。明渡の真意がわからず、問い詰めることもできず、心も身体もどこにも進めずにいた。そんなときマンションでトラブルが起こり、苑は明渡のもとに身を寄せることになる。渋々だったがふたりの生活は単純に楽しかった。けれど近所にはかつての自分を思い出させる少年が住んでいて…?「キス」続篇。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • そらねこ

    凄く良かった!実は一穂さんは数冊読んで合わないかも…と思ってあまり読んでないんですよね。でも今回のこの2冊を読んで他のも読んでみようと思いました。小説の内容も読む時期ってのがありまして、多分ガッツリBLを読みたいときに読んじゃったのかなぁ?💦こちらの物語は二人の恋愛物語でもあるけれど、それよりも苑の染みついた諦念という傷…それを克服して愛し愛される事に前向きになれるかというお話だった気がします。明渡が苑の幼馴染で、そして一緒に居てくれてホントに救われた。

  • のこ

    恋愛については納得の着地だった。長い時間の中で積み重ねた“情”の重みがある限り、迷うことはあってもきっと2人は大丈夫。2人の恋バナよりも、児童虐待について昨今痛ましい事件が多いせいか、物語の中とは言え、実留のお話がとてもリアルに迫り、読み終わってみれば心は全部そっちに持って行かれた感がある。特に実留を理解できてしまうが故の苑の実留への接し方には胸が痛んだ。綺麗事では済ませられない澱んだ人の心の有りようを描き出す一穂先生の表現力のなせる技か。大人になっても残り続ける深い心の傷。実留には幸せになって欲しい。

  • kira

    【BL】キス続編。一気に読んでしまった。もう好きってことでよくね?と思う明渡となかなか踏ん切りがつけられずかといって想いを消すこともできない苑。1年もこの微妙な関係性でお互い探り合ってたなんてどんだけよ大好きだなそういうの。明渡が少し大人にというか我慢を覚えた犬っぽい感じに成長。どんな明渡も好きだと苑が自分自身の想いに向き合う過程が丁寧に描かれていて引き込まれた。実留に自分を投影して心を乱し荒れる苑を否定せず穏やかに受け入れ守ろうとする明渡がかっこよすぎてうっかり惚れそう…ダメよこれはBLなんだってばよ

  • しましまこ

    苦しかった前巻、今回も甘いだけじゃなくてそれなりに。

  • マシュ

    『キス』の続編。前作は正直ぼんやりとしか覚えてない。あんなに苑に執着していた明渡が脳血種の手術をしたら苑に対する“好き”という気持ちが無くなっていたけど、結局明渡はもう一度苑の所に来たはず。苑の素っ気ない態度は両親との関係が起因しているのも覚えてる。十分だろうということで読み始める。苑が明渡を受け入れるのを怖がっていた。虐待されている子供との触れ合いで苑が乱れる心境がとってもわかる……。不器用な苑がやっと明渡を受け入れられて良かった。ツンツン苑が素直になるなら毎晩酔わせりゃいい(笑)

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