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ISBN 10 : 4622081180
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「伝記素」「テクストの快楽」を登場させ、「作者の回帰」を主張、身体の概念や独自の断章形式を開花させるバルト。「エクリチュールについての変奏」「では、中国は?」など初紹介の全23篇。
目次 : 1971(アルトー:エクリチュール/フィギュール―アルトーをいかに語るか/ 序文―サヴィニャック『ポスター禁止』について ほか)/ 1972(ジャン・リスタへの手紙―雑誌のデリダ特集について/ 誠実さのレッスン―ルーカーヌス『パルサリア(内乱)』の分析 ほか)/ 1973(エクリチュールについての変奏―「手によるエクリチュール」についての集大成的大論文/ 未知なものはでまかせなどではない―ジャン・リスタとの対談 ほか)/ 1974(初めてのテクスト―一七歳で書いたプラトン『クリトン』のパロディ/ ジェラール・ブランの『ペリカン』―小さな映画論 ほか)
【著者紹介】
ロラン バルト : 1915‐1980。フランスの批評家・思想家。1953年に『零度のエクリチュール』を出版して以来、現代思想にかぎりない影響を与えつづけた。1980年2月25日に交通事故に遭い、3月26日に亡くなった。没後も、全集や講義ノート、日記などの刊行が相次いでいる
吉村和明 : 1954年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。19世紀フランス文学・表象文化専攻。現在、上智大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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