ラフカディオ・ハーン

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神々の国の首都

ラフカディオ・ハーン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061589483
ISBN 10 : 4061589482
Format
Books
Publisher
Release Date
November/1990
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やいっち

    彼の文章は飽きない。叙述が、その前に観察がきめ細かい。  彼の生れや資質と題材(古き良き伝統や風習のまだ濃厚に残っていた明治の、それも松江という町)との相性がこの上なくマッチングして、彼の表現する意欲が結晶となった本と言える。  翻訳された本ではあるが、違和感なく読めた。

  • ひさしぶり

    至極のスイーツを味わうような文章?この小国の道ゆく人や店に並ぶものは無論のこと無造作に包む紙の図柄まで眼にするものが魅力的。物売りの声や橋を渡る下駄の音や梵鐘の音。灰色の水墨画が彼の感性の中でオレンジや緑色に塗り替えられ無表情だった庭石らが言葉を発しているような顔つきとなる。日本の文化その他多岐にわたる探求並びに溺愛ぶりにこちらがたじろいでしまいます。『逝きし日本の面影』を読んだ時の感覚と同じ。旧習は滅び古い信仰は消えようとしている。今日の思想は明日の時代の思想たりえないーーだから沁みわたる名著だと思う。

  • 冬見

    「小さな妖精の国ーー人も物も、みな、小さく風変わりで神秘をたたえている。」旧い日本と新しい日本が交錯する明治20年代、出雲の松江という「神々の国の首都」での見聞記。みずみずしい感動が、まっすぐな視線と美しい色彩表現によって描かれている。彼には、こんなふうに世界が見えていたのだ。まぶしい。知らないはずの景色に郷愁を覚えたのは何故だろう。

  • まさにい

    心がザラザラとしたときには、寝る前によく山本周五郎の短編や、藤沢周平の短編を読んでいた。この小泉八雲の本もその一冊に加えようと思う。明治時代の出雲の国の話で、僕はその当時のことについて、何にも知らないのだが、なぜか懐かしく感じてしまう。八雲の日本贔屓のせいもあるが、ここまで、仏教や神道に造詣が深いとは。とにかく、ザラついた気持ちが、解きほぐされていい眠りに就けるのですね。

  • 森下司

    小泉八雲が日本をどれだけ愛していたのか理解できた。ここに記されている美しい、神々しい愛すべき日本の風景は、今はほとんどないのだと思うと、それが哀しい。街の風景、地蔵に対する思い、桜の描写、なにをとっても幻想的な美しさを何とか伝えようと言葉を尽くしている。日本人すら気づかないでいた日本の美の風景がここにはあって、溜息が出そうなほど、ここの描写されている日本は美しかった。

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