ラフカディオ・ハーン

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ラフカディオ・ハーンのクレオール料理読本

ラフカディオ・ハーン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784484171036
ISBN 10 : 4484171031
Format
Books
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ラフカディオ・ハーンによる唯一の料理指南書。
来日前、1877年からの10年間をニューオリンズで過ごし、米・仏・西の文化が混じり合う独特の「クレオール」文化に強くひかれたラフカディオ・ハーン。その彼が、持ち前の民族学者的精神を発揮し集めた膨大なレシピをまとめたものが本書である。オクラ入りゴンボ、ジャンバラヤ・・・異国情緒あふれるメニュー400選。「経済的であると同時に単純」で余り物を上手に使う家庭料理の数々が、ユーモアあふれる達意の文章で紹介される。ハーン自身による挿絵も多数収録。(※日本でも作れる美味しそうなレシピ多数!)

【目次】
ハーンとクレオール料理――――河島弘美  

はじめに  

スープ  

魚料理  

冷製肉とその盛りつけ方  

獣肉・鳥類・鹿肉料理のためのソース四五種  

アントレ  

羊肉・牛肉・ハムの料理 

鶏・鳥類・鹿肉料理  

野菜料理  

卵料理(オムレツなど)  

サラダとつけあわせ  

ピクルス

パンとイースト  

ラスク、ドーナツ、ワッフル 

ケーキとお菓子  

デザート  

プディング、パイ、ミンスミート  

プリザーブ、シロップ、ゼリー  

果物のブランデー漬け、果実酒やリキュール  

病人や病み上がりの人のための胃腸にやさしい料理  

コーヒー、お茶、チョコレートなど  

キャンデーとクリームドロップ

傑作選  

料理の心得  

家事の心得    

訳者あとがき

【著者紹介】
ラフカディオ ハーン : 1850年、ギリシャに生まれる。1890年に来日、1896年に日本に帰化し小泉八雲と名のる。1904年没。『知られぬ日本の面影』『怪談』など、日本関係の著作は十数冊にのぼり、今も多くの人の心をひきつけてやまない

河島弘美 : 東京大学大学院修士課程(比較文学・比較文化)修了。現在、東洋学園大学グローバル・コミュニケーション学部教授

鈴木あかね : 一橋大学大学院修士課程(国際関係論)、ケンブリッジ大学修士課程(ヨーロッパ研究)修了。出版社勤務を経て、フリーランス・ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

    小泉八雲こと、ラフカディオ・ハーンがアメリカで新聞記者をしていた時代のクレオール料理の料理本。現在の本のように、写真もないし、おまけに、はじめに材料だけ抜き出して書いてあるということもない現在から見ると不親切仕様。聞き書きを文にしたらしく、大雑把な作り方で書いてあるうえに、鳥一二羽とか、卵一八個とか材料がすごい。一体、何人分?という量なので、これを読んでクレオール料理に挑戦してみようという気にはならない。でも、読んでいると美味しそうでクレオール料理を食べたくなってしまうことは請け合い。

  • ロア

    集めたのは怪談だけじゃない!食いしん坊ハーンさんは膨大な数のクレオール料理のレシピも収集していました。19世紀後半のニューオーリンズで、主婦たちから聞き集めた美味しい家庭料理の数々。便利な電化製品なんかない時代。美味しい料理を作るための手間と労力や、レシピのダイナミックさに圧倒されます。季節ごとの野菜や果物を沢山収穫したり、ザリガニや牡蠣だって山ほど手に入る。自然と共にある、普通の人々の暮らしには、ゆったりした時間が流れていたようです。物語やエッセイに近い、ちょっと不思議なレシピ本でした(∩^ω^∩)

  • gtn

    小泉八雲には勝手にストイックなイメージを持っていたが、本書から著者の浮き立つ気持ちが伝わる。新聞記者時代、ニューオーリンズで出会ったクレオール料理。同地に入植したフランス人やスペイン人、それに現地の有色人種の食文化も合わさった同料理に著者は夢中になる。レシピを後世に残そうと使命を感じ、筆を走らせる。好みの料理は、「とてもおいしいオムレツ」「花嫁のケーキ(極上)」と一押しする。しかし、結果的に、自分の食いたい物を書き散らしただけであり、再現困難であることが難点といえば難点。

  • 記者時代のラフカディオ・ハーンが集めた大量のレシピと執筆したコラムを収録した本。クレオール料理?ガンボとかジャンバラヤとか?っていうイメージのみで読み始めたので亀とかザリガニとか牡蠣とかいかにも海と湿地のニューオリンズという料理が紹介されていて特色ある食文化を感じる。19世紀のレシピなので量も多くて、手順も繁雑で手がこんでいてとても作ろうという気にはならないけど、味見してみたいものはいくつかあって楽しい読書だった。

  • 高宮朱雀

    日本名・小泉八雲を持つ彼の、作家ではない素の部分を伺い知れる一冊。 クレオール料理という聞きなれない、且つ多国籍の要素を持つ献立の数々は、現代のジビエやスッポン料理の事を指してるんじゃないかとさえ思ったし、どれも活字から想像する限り美味しそうだ。 レシピだけでなく挿絵や諺など関連する併記もあり、どこか懐かしさが漂う。

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