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ISBN 10 : 4480510990
Content Description
日時計、ゼンマイ、重錘、クオーツ―これらの計時具から、人間の文明はどのような変遷を辿ったと言えるだろうか?時間が神々のものであり、自然のリズムとともにあった古典時代“神々の時”。人間の肉体に時間が内在化され、聖堂の大時計などで統御するようになる中世“肉体の時”。より精密に数量化された時間に経済価値が与えられ、人間の生活を成型していく近代“機械の時”。そして、予めプログラムされ、記号化された現代の“コードの時”へ。博覧強記で知られる著者が、「時間と暴力」「暦と権力」の共謀関係を丹念にすくいあげる。ジャック・アタリ初期の代表作。
目次 : 第1章 水と日時計(神々の時/ 聖なるものの暦 ほか)/ 第2章 重錘と棒テンプ(身体の時/ カーニヴァルと大市 ほか)/ 第3章 ゼンマイとアンクル(時間の機械/ 機械の時 ほか)/ 第4章 クォーツとコード(危機の時/ 生の時計、死の時計 ほか)
【著者紹介】
ジャック・アタリ : 1943年アルジェリア生まれ。パリ・エコールポリテクニークを卒業、1981年大統領特別顧問、1991年欧州復興開発銀行初代総裁。1998年に発展途上国支援のNPOを創設
蔵持不三也 : 1946年生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授、モンペリエ大学客員教授を経て、早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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