ジェニファー・ヴァン・シル

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Books

映画表現の教科書

ジェニファー・ヴァン・シル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845912926
ISBN 10 : 4845912929
Format
Books
Release Date
June/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

カメラ位置、編集、音響の作法から、衣装、ロケーション、色の効果まで…500を超える場面写真と76の脚本抜粋が織りなす映画史100年を貫く映像のレトリック。

目次 : 空間を演出する/ 画面を構成する/ 形状による暗示/ 編集のテクニック/ 時間を操作する/ 音響の効果/ 音楽の可能性/ 場面転換/ カメラ・レンズ/ カメラの位置/ カメラの移動/ 照明の技法/ 色の効能/ 小道具を駆使する/ 衣裳による表現/ 場所の利用/ 自然を活用する

【著者紹介】
ジェニファー・ヴァン・シル : サンフランシスコ州立大学で脚本を教えている。南カリフォルニア大学の映画テレビ学部で学び、美術学士号を修得。ユニバーサル・ピクチャーズの脚本アナリスト、インディペンデントのプロデューサー、映画やテレビ番組のコンサルタントなど様々な肩書きを持つ。1994年にパナヴィジョン・ニュー・フィルムメイカー賞を受賞。1995年にはその優秀な授業が評価され、サンノゼ州立大学の名誉ジリアンド・チェアに選ばれている

吉田俊太郎 : 翻訳家。現在は英国と日本を頻繁に行き来しながら映画や広告を中心に翻訳活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • k5

    歳を重ねるにつれて、物語の内容よりそれを語る技術に興味が出てきたように思います。そうなると面白い批評が、作品以上に面白かったりするのですが、「説明ゼリフで全部説明するのはアホみたい」という悪口が簡単に言えるのに対して(私もけっこう言ってます)、「言葉に頼らない語りとは?」と、真剣に問いを立てると答を出すのは難しい。この本は映画における非言語表現について100のサンプルを提示してくれるのですが、そのどれもが説得力のあるもので、必読です。脚本家を意識して書かれている点も素晴らしく、小説論に応用してみたいです。

  • 牛タン

    内容:「映画表現(Cinematic Storytelling)」とは、文章でストーリーテリングをする「文学表現」とは対照的に、(本来は音響やセリフを使わない)映像によるストーリーテリングを意味する。本書では画面構成、編集、撮影技術、音響など項目ごとに、計100個の映画表現技術を紹介。見開きの左半分で技術を概説し、右半分でその技術の使われている作品を取り上げる構成。 感想:映画についての本を読むのは初めてだった。昔見た映画についてあのシーンはこうやって構成されてたのか!と腑に落ちる点が多く、すごく楽しめた

  • holybackeye

    原題は『Cinematic Storytelling』。著者が大学で脚本を教えているということもあって、いかに脚本という映画の設計図で示された意図を映画というメディアの特性を活かして実現するか、という点に主眼が置かれている。脚本と実際の映像制作は密接に結びついているべきというのが著者の問題意識で、そのためにはストーリーを無視した映像技術のひけらかしではいけないし、セリフやナレーションで全てを語らせるやり方も否定される。後付け解釈に陥らず図版と脚本を載せることで製作者の意図を浮かび上がらせてくる構成がよい。

  • ショ

    映像は現代の意思疎通の文法となっている。映画を通してカット割りの文法を陶冶し、今もその実験と試行錯誤を繰り返している。インターネットを通じてその流布の速度が高まったこともあり映像作家を志さずとも、勉強の価値のあるものと感じている。

  • Cat_See

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