キャス・サンスティーン

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#リパブリック インターネットは民主主義になにをもたらすのか

キャス・サンスティーン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326351763
ISBN 10 : 4326351764
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

SNSの浸透により危機に瀕する民主主義。正しく熟議を確保する方策とは?豊富な実証研究と憲法解釈から導き出される市民の基礎教養。

目次 : デイリー・ミー/ 類推と理念/ 分極化/ サイバーカスケード/ 社会の接着剤と情報の拡散/ 市民/ 規制とは何か?/ 言論の自由/ 提案/ テロリズム・ドットコム〔ほか〕

【著者紹介】
キャス・サンスティーン : ハーバード大学ロースクール教授。専門は憲法、法哲学、行動経済学など多岐におよぶ。1954年生まれ。ハーバード大学ロースクールを修了した後、アメリカ最高裁判所やアメリカ司法省に勤務。1981年よりシカゴ大学ロースクール教授を務め、2008年より現職。オバマ政権では行政管理予算局の情報政策及び規制政策担当官を務めた

伊達尚美 : 翻訳家。南山大学卒業、シラキュース大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Mc6ρ助

    『「フィルターバブル』や「情報の繭」は・・以下の二点に注意が必要である。一つは、・・ソーシャルメディアの多くは広告収入によって維持されているため、「繭」は、・・「広告主」のために作られ・・「あなた」は、・・第三者の利益のためにそこに閉じ込められているだけ、・・もう一つは、・・自ら進んで選択したとしても、この選択の自由・・消費者的「自由」は憲法上の自由とイコール(解説p365)』ではないと。解説を読んではじめて分かる著者の意図・・・、翻訳文が難しい。とはいえ、民主主義の難しさを改めて認識する。

  • ただの人間

    インターネット(特にソーシャルメディア)の発展によるフィルタリング、サイバーカスケードと民主主義との関係を論じる。消費者主権と市民主権との対比は見慣れない視点だと思ったが、それ以外の民主主義観や表現の自由の原理論については伝統的な議論から説き起こしている箇所も多く、伝統的な議論と最先端の社会的、技術的状況を斬り結ばせているという印象を受けた。

  • ざっきい

    ネットと民主主義に関して著者が有名であったため読んだ本。著者は元ホワイトハウス情報規制局長官だったらしい。大半はネットにおける「デイリー・ミー」「ロングテール」といったメリットと「エコーチャンバー」のデメリットに関する話で、ここは今や当たり前な知識で退屈であったが、これらが熟義民主主義にとって何を意味するか考察しているところが本領。特に表現の自由を考える際の、内容と解釈による区分は初めて知った。結局歯切れは悪いのだが、このような議論がなされていることに感動した。

  • marukuso

    ネットが接触するメディアの中でかなりのウエイトを占める現在、フィルターバブルにより自分に都合の良いニュースしか情報が届かない状況が公共性、ひいては民主主義を毀損する。どのようなアーキテクチャであればセンレディピティがあり、多様性があり価値ある情報に触れられるようにできるか。まったく異なる考えを持つ他者と共に社会を築く上でお金以外で紐帯となるものを考えたい。

  • がっちゃんギツネ

    本書は『インターネットは民主主義の敵か』(2001年)のアップデート版である。インターネット上では、フィルターによって自分好みの情報にだけアクセスし(フィルターバブル)、自分と近い意見を持った人たちとだけつながる(エコーチェンバー)ことになりやすい。こうしたコミュニケーションは、社会の断片化や集団分極化(集団では意見が極端になる)を進行させ、民主主義を崩壊させる恐れがある。筆者のこの主張は、2001年よりも現在の方が説得力を増しているようだ。インターネットと社会の関わり方を考える上での基本書である。

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