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ISBN 10 : 4326451378
Content Description
行政国家という怪物=リヴァイアサン。行政活動は生活のあらゆる面におよぶ。同時に、政治的分断によって議会の機能不全も進む。ならば行政は独自ルールで動くしかないのか。それは民主主義に反する事態なのか。手がかりは「法の内在道徳」。
目次 : 第1章 新しいコーク(加速する動き/ 連邦最高裁の内部 ほか)/ 第2章 法の道徳性(1)―ルールと裁量(法と道徳/ ルールと法の支配 ほか)/ 第3章 法の道徳性(2)―一貫性と信頼性(「行政機関は自分自身のルールに従わなければならない」/ アウアー敬譲 ほか)/ 第4章 法の道徳性(3)―限界、トレードオフ、司法の役割(限界/ 批判 ほか)/ 第5章 作動中の代替保護策(非委任法理/ 行政機関のルール解釈への敬譲 ほか)
【著者紹介】
キャス・サンスティーン : 1954年、アメリカ生まれ。ハーバード大学ロースクールを修了した後、アメリカ最高裁判所やアメリカ司法省に勤務。1981年よりシカゴ大学ロースクール教授を務め、2008年よりハーバード大学ロースクール教授(公法担当)。オバマ政権では行政管理予算局・情報政策及び規制政策担当官を務めた。公法基礎理論、熟議民主主義理論、行動科学と法、動物の権利論など、多くの分野にわたって膨大な著書・論文がある
エイドリアン・ヴァーミュール : 1968年、アメリカ生まれ。アントニン・スカリア連邦最高裁判事のクラークなどを務めた後、2006年よりハーバード大学ロースクール教授(公法担当)。アメリカ憲法学における「制度論的展回」の主導者。特に不確実性下の判断に関する司法の能力に懐疑的であり、司法審査に消極的な姿勢をとる論客として知られている。近年はカトリック統合主義の立場からの保守的主張も目立っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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