キャス・サンスティーン

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データで見る行動経済学 全世界大規模調査で見えてきた「ナッジの真実」

キャス・サンスティーン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784822288839
ISBN 10 : 4822288838
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ナッジとは、強制や金銭的動機付け(インセンティブ)に頼らず、選択の自由を残しながらも、望ましい方向に誘導する、ちょっとした工夫です。どのようにナッジを活用すれば、人々が自身の選択に納得感を持ち、満足できるのか。「習慣化したいけれど、面倒くさいこと」を難なく継続し、「悪いことだとわかっているけれど、やめられないもの」を無理なく断つという、「ナッジのメリット」を享受できるのか。本書では、そんなナッジを上手に活用していくための基本原則を紹介します。

目次 : 解説 ナッジが備えるべき条件/ 第1章 ナッジ導入における「世論」の重要性/ 第2章 アメリカ1 調査結果のまとめ/ 第3章 アメリカ2 調査から明らかになったナッジへの反応/ 第4章 ヨーロッパでの調査結果とナッジへの評価/ 第5章 ナッジに対する世界的な評価は定まっているのか?/ 第6章 ナッジの真実/ 第7章 教育的ナッジと非教育的ナッジ―主体性からナッジを見る/ 第8章 ナッジについての7つの誤解/ 第9章 あらゆるナッジに適用されるべきわれわれの権利とは?

【著者紹介】
キャス・サンスティーン : ハーバード大学教授。ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー教授との共著『実践行動経済学:健康、富、幸福への聡明な選択』(日経BP、原題「Nudge」)の出版によってナッジの提唱者として知られる。オバマ政権では行政管理予算局情報・規制問題室(OIRA)室長として2009年から2012年まで働き、アメリカの政策にナッジを活用した。研究分野は種々の法制度から行動経済学まで幅広い

ルチア・ライシュ : コペンハーゲン・ビジネススクール教授。専門は行動経済学。消費者政策と健康政策に関わる行動経済学的研究で非常に多くの実績をあげ、ドイツの政策に様々なアドバイスをしている

大竹文雄 : 1961年京都府生まれ。1983年京都大学経済学部卒業、1985年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、1996年大阪大学博士(経済学)。大阪大学社会経済研究所教授などを経て、大阪大学大学院経済学研究科教授。専攻は行動経済学、労働経済学。著書には、『日本の不平等:格差社会の幻想と未来』(日本経済新聞社、サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞、エコノミスト賞受賞)など多数がある

遠藤真美 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mc6ρ助

    書名としては原著のTrusting NUDGESの方が内容に忠実でわかりやすい。道具としてナッジを使いこなそう。『また、デンマーク、ハンガリー、日本については、政府への信頼が低いという説明のほうが自然である(これも推測ではあるが)。・・・「政府が何かを計画しているのであれば、それはたぶん悪いアイディアだろう」というものだ。・・・(p141)』そう、お上には近寄りたくないと昭和世代は刷り込まれて生きてきた!なにがなんでも野党に投票、では足りないようだと漸く気づく。

  • 多分、器用です

    ナッジがわかった

  • しんい

    「ナッジ」に関心があり、全世界での調査結果を解説した本とのことだったので読む。ただ本書での日本の結果についての理由が「?」で、なんとなく設問の翻訳に問題があったように思う。それを考えるとほかの国も本当にここで分析した通りなのかなあ。ナッジがあることで具体的にどう行動が変わったか変わらなかったかを調べていった方が良いようにも思う。

  • アルミの鉄鍋

    ★3 国によって拒否感が違うナッジ。国民に強い強制なのかソフトな強制なのか、文章で促す。歴史から来る民族性も関わってくるんじゃないかなとも思う。みんなをある一方向に向かわせるってとても難しい。自由主義の名の下に、方向性を揃えるナッジ。この仕組みがバレた時、また、国民の考えは変わるんじゃないかな。

  • dexter4620

    ナッジとは「選択する自由も残しながら、人々を特定の方向に導く介入」。国によってナッジへの反応が違うことに驚くとともに、日本が消極的ナッジに属する一国であることは意外だった。その理由は日本人として著者の考えとは異なるが、詳しくは本書の分析を読んでほしい。個人的にはナッジよりもどういうアンカリングを打つかが大事なのではないかと考えた。

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