アレックス・シアラー

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青空のむこう

アレックス・シアラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763018281
ISBN 10 : 4763018280
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ぼくはまだ決めかねてた。アーサーはぼくに背中をむけて歩きだした。そのとたん、エギーやママやパパや友だち、ぼくが知ってる人たちの顔が次々に浮かんで、どうしてももう一度会いたくなった。みんながいなきゃ生きていけない。死んでることだってできない。すぐにぼくは決心した。アーサーの後を追いながら呼びかけた。「待って、アーサー。ぼくも行く」アーサーは立ち止まってぼくを待った。それからふたりで駆けだした。“生者の国”を目指して。

【著者紹介】
アレックス シアラー : 英国スコットランド北部のウィックに生まれ、現在はサマセット州に住んでいる。テレビやラジオ、映画、舞台のシナリオライターとして活躍したあと、数多くのヤングアダルト小説を執筆、ガーディアン賞にノミネートされた『スノードーム』(求龍堂)などを生みだした。映画やテレビシリーズになった作品もあり、日本では『チョコレート・アンダーグラウンド』(求龍堂)を原作としたコミックやアニメ映画が制作された

金原瑞人 : 法政大学教授・翻訳家。国内外のYA作品に対する造詣が深い。エツセイ、日本の古典の翻案もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    「死」について考えさせられる作品でした。やりたいことがまだ沢山あるのに命を落とすとはどういうことでしょうか。もし、明日突然命絶えても後悔しないように過ごしていきたいです。

  • sakai

    今、自分が死んだとして、後悔することはあんまりないような気がするし、そうなるように意識して生きている(実際わからないけど)。でも、身近なひとに対して「こうすればよかった」「ああすればよかった」は、実は思っている以上にたくさんあるのかもしれないということを、この本を読んで気付いた。

  • いの

    切ないです。でも爽やかに終わりをむかえます。子供視点で考える死と生。残された家族の悲しみといつかは受容しなくてはいけない寂しい現実。けりをつける時は「よく頑張ったね」と言いたくなりました。単純なストーリーで物足りないとは感じましたけれど、さすがに「旅立ち」の際にはハンカチが必要でした。子供さんがいるならば「命」について家族で話し合うきっかけのひとつになるように思います。

  • パンダCRZ

    海外作家の翻訳本を読むのは久しぶり。幽霊になってこの世に戻ってくるストーリーやウグやアーサーといったキャラもいいラストもスッキリ。でも独特のユーモアや説明がちょっと苦手。

  • なま

    ★4.3 不慮の事故で亡くなったハリー。姉とケンカしたままだし、両親にさよならも言ってない。やり残しがあるから〈彼方の青い世界〉には行けないと〈死者の国〉でで会ったアーサーと住んでた街へ。生きている時は見えない物がある。見ようとしていない物も。思い込んでる事実は、本当に事実なのか?他者からの視点からも自分を見た時、見ていたはずの世界は変わる。相手の反応が怖い、ついやってしまう、言ってしまう、そんな些細な積み重ねが「やり残し」にならないか?生きていることの尊さと感謝、人生を謳歌したくなる一冊。

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