DETOX MASTER

@POLO 1st Album『DETOX MASTER』Release!

“リアル”とは...ヒップホップを語るうえで最も重要かつ難解な意味合いを持つキーワード。ネオンが花道を照らし奥へ奥へと人を誘い込む、東京は新宿歌舞伎町。表では平然と人身売買が行われ、碁盤の目のように伸びる裏路地では金銭が飛び交う。眠らない街の裏の顔を覗かせるディープゾーンへの玄関口。その一角に彼は陣を取る。様々な人間模様に宿る光と影をその目で見続けてきた『歌舞伎町水先案内人』として有名実話誌に特集が組まれるなど、すでに“もう一つの顔”で注目を集めている@POLO。ヒップホップシーンという単純な枠に収まらず、表も裏も包括した本物のストリートカルチャーの中枢に位置付けされた存在であることは自明だ。日本一の歓楽街の中心で立ち回り、酸いも甘いも噛み分けてきた彼の“リアル”には、当然のごとく重みがある。ただ、本作には、ストリートに生きる者が故のハードな曲だけが並んでいるわけではない。レペゼン曲からアッパーチューン、チルで緩めのテイストまで、実にバラエティに富んだトピックとビートが散りばめられた内容となっている。ここに彼の“アーティスト”としての本性を感じ取ることができるはずだ。また、コアなヘッズにはお馴染み、アングラ界孤高のリリシスト：KILLah BEENがアルバム制作に携わり、スタジオサイドからは、数々の主要作品を手掛け、長年に渡り日本語ラップの礎を築いてきたといっても過言ではない、敏腕プロデューサー：8ronixが音質面を全面的にバックアップするなど、強力な布陣で挑むデビューアルバムとなっている。

＜PROFILE＞
福岡県筑豊地区、この街は、昭和初期には炭鉱の町として栄え、九州きっての博徒気質に溢れた土風で育つ。バンドで活動するなど、現場を中心とした活動をする中で、2008年頃、都内に活動の場を移す。さらなる刺激を追い求めた結果、たどり着いた場所、そこは不夜城、新宿歌舞伎町。彼は今もこの町のとある一角に立つ。2010年より「The KABUKIMON」。“ジャンルを超えた最高の夜を提供する”をコンセプトにイベントを主催するなど、多才な一面を覗かせる。今年に入って、サブカル系雑誌に“歌舞伎町水先案内顔役”として紙面を賑わせるなど、その功績は多岐にわたり広がりをみせている。そんな彼に注目が集まる中、周囲の期待に応えるべく、1stアルバム「DETOX MASTER」をリリースする。


(メーカー・インフォメーションより)