優秀録音
教会に響き渡るトロンボーンとオルガンによる即興的な響き
フィンク&レーネン共作第2弾は創造された神話「SEVEN」
前作『レクィエム』でも話題を集めたトロンボーン奏者ハンスイェルク・フィンクとオルガン奏者エルマー・レーネンによる共作第2弾は『SEVEN』です。創造された神話をもとにした7つの断片では彼らが生み出した世界が広がり、トロンボーンとオルガンが生み出す奇跡のサウンドを聴くことができます。ジャズ的要素もふんだんに取り入れた当作品は刺激的な響きも特徴です。
教会の響きを非常に効果的に用いた録音で、トロンボーンもオルガンのコンソール横で演奏し、その音はまるで天から舞い降りてくるような空気感に富んでいます。このような素晴らしい録音ができるのも長年教会での録音に携わり、数々の優秀録音をリリースしてきたauditeの社主ベッケンホーフ氏がなせる妙技と言えましょう。ディジパック仕様(写真c Simon Bockenhoff)(輸入元情報)
【収録情報】
『SEVEN』
01. 始まり [6:45]
02. 平静1 [0:35]
03. 天と地 [5:23]
04. 平静2 [0:38]
05. 海の中道 [12:57]
06. 平静3 [0:31]
07. 陸、海、植物そして動物 [10:45]
08. 平静4 [0:41]
09. 太陽、月そして星 [11:26]
10. 平静5 [0:40]
11. 人 [7:59]
12. 平静6 [0:38]
13. 静けさ [5:03]
ハンスイェルク・フィンク(トロンボーン)
エルマー・レーネン(オルガン)
録音時期:2018年4月16,17日
録音場所:ケーヴェラー、聖マリエン教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)