CD

室内楽作品集 アンサンブル・ノマド

Song Mingzhu 宋名筑

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALCD108
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

アンサンブル・ノマド/宋名筑:室内楽作品集

「現代中国の作曲家たち」シリーズ
ヨーロッパやアメリカの現代音楽シーンでも近年大きなトピックとなっている「現代中国の作曲家たち」の活動に焦点を当てたアンサンブル・ノマドのシリーズ。四川音楽学院大学院で作曲科教授を務め、中国政府文化部からも最高賞を二度授与されている作曲家・宋名筑の作品を集める当盤では、弦楽四重奏、木管五重奏など西洋の伝統的な楽器編成上に中国の伝統的な音階や節回しが展開されます。編成も素材も伝統的、しかしそこから立ち上がる音楽の表情は際立ってユーモラス。宋の音楽から聞こえるのは、伝統に同化するのではなく、伝統を素材として対象化する大陸的な姿勢。中国と西洋、伝統と現代的表現の境界線上に生まれた天衣無縫の音楽。(ALM Records)

【収録情報】
宋名筑:
● 四川清音(ちんいん)の香り (2014) (ピッコロ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)
● 二つの弦韻 (2007/2010) (古箏、ピアノ、弦楽四重奏)
● イ族の唄 (2010) (ヴァイオリン、ピアノ)
● 四川の子供時代 (1982) (木管五重奏)
● Gong Cha (2011) (弦楽四重奏)
● プレリュードとトッカータ (2005) (木管五重奏)


 アンサンブル・ノマド

 録音時期:2015年1月29-30日
 録音場所:神奈川県、相模湖交流センター
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 解説:宋名筑(英語・日本語・中国語)

【宋名筑(作曲)】
漢民族。四川音楽院作曲技術研究センター主任。四川音楽学院大学院作曲科教授。四川大学客員教授。中国政府からの特別手当の受給者に選ばれており、四川省に於ける音楽教育のパイオニア的存在。「音楽教育賞」受賞。また、四川省政府、並びに中国政府文化部から、四川省に於ける高等教育の達成と優れた音楽教育に対して授与される最高賞を2度受賞している。
 研究者、作曲家として「国家級の特色ある学科設立」のための特別資金の提供を得ており、「四川省ブランド学科賞」や「中央財政支援地方高校発展の特別資金」を含む、中国政府や様々な協会が主催する国内最高の音楽コンテストでの受賞歴が多数ある。また、「成都国際現代音楽祭」、「中米音楽の架橋祭」、「中韓東方紀元祭」、「中国・シンガポール ブルーリンク祭」など、数々の音楽祭を主催し、成功に導いている。ISCM(国際現代音楽協会)の中国支部代表として、香港やクロアチアなどで開催された同協会主催の音楽祭に参加者を派遣している。
 特別ゲストスピーカー、作曲家、審査員、メインプレゼンターとして、日本、フィリピン、韓国、スイス、ポーランド、チェコ、ロシア、イギリスなど各国に招聘され、現地のコンサートへの参加や講師、テレビ番組などに出演している。30曲以上の作品が大手出版社から出版されており、中国科学文化レコード出版社から「Dreams at Edge Sealing」を含む7枚のCDがリリースされている。海外からの作品の委嘱も多い。

【アンサンブル・ノマド】
1997年、ギタリスト佐藤紀雄の呼びかけによって集まった、無類の個性豊かな演奏家によって結成されたアンサンブル。「NOMAD」(遊牧、漂流)の名にふさわしく、時代やジャンルを超えた幅広いレパートリーを自在に採り上げ、斬新なアイデアやテーマによるプログラムによって独自の世界を表現するアンサンブルとして内外から注目されてきた。2002年度に行った定期演奏会「ケージとメシアンの間で交わす自然と宇宙に関する往復書簡」は大きな反響をよび、サントリー音楽財団「第2回佐治敬三賞」を、2014年度に行った定期演奏会「再生へVol. 3:祈り〜エストニアから震災復興を祈るコンサート」により「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞」を受賞した。海外からの招待も多く、2000年オランダの「ガウデアムス音楽週間」、2003年ベネズエラで行なわれた「フェスティバル・アテンポ」、2005年11月パリで行われた「フェスティバル・アテンポ」およびイギリスの「ハダースフィールド現代音楽祭」、2007年にはメキシコの「モレリア音楽祭」、また2008年10月にはソウルでの「パン・ムジーク・フェスティヴァル」などに出演。2009年秋には、中国の北京首都師範大学、北京中央音楽学院、四川音楽学院で中国人作品を中心としたプログラムの公演を行ない、好評を博した。2011年には2度目の韓国公演を開催。2013年7月にはエストニアとオランダで公演を開催。また2014年にはメキシコのセルバンティーノ音楽祭に日本を代表するアンサンブルの1つとして招聘された。今後もスイスやフィンランドなどでの公演を予定している。
 また、近年ではアウトリーチ活動にも積極的に取り組み、保育所、病院、小学校、特別支援学校等で訪問コンサートやワークショップを行なっている。
 CDは、近藤譲「梔子」(ALCD47)、「空の眺め」(ALCD57)、「オリエント・オリエンテーション」(ALCD67)、「表面・奥行き・色彩」(ALCD93)、石田秀実「神聖な杜の湿り気を運ぶもの」(ALCD60)、池辺晋一郎「炎の資格」(CMCD28121)、福士則夫「花降る森」(CMCD28128)が発売されている。2011年秋にはエベルト・ヴァスケスの「Bestiario(動物寓話集)」が海外でリリースされているほか、最新アルバム「巡る−Meguru」が現在好評発売中である。(ALM Records)

内容詳細

経済面だけでなく、音楽の分野でも近年は中国勢のグローバルな進出が凄まじい。このソン・ミンチューもその一人で、四川省の音楽教育の重鎮のようだ。昨品はきわめて西洋的な確固たる作曲技術を示す反面、中国の風俗や文化をも臆することなく前面に打ち出す。演奏の精度は超一流である。(教)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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