サラ・オレイン/セレステ(+ブルーレイ・ディスク限定盤)
SHM-CD仕様
天才ヴォーカリスト出現
のびやかで透明感あふれるナチュラルな歌声にほんの少しのハスキーな憂いを含む、麗しのハートフル・ヴォイス。
「100年に一人」天性のヴォーカリスト、サラ・オレイン。
サラ本人の書き下ろしタイアップ新曲、オリジナル楽曲2作品のほか、1970年代にヒットしたジョニ・ミッチェルの楽曲から、小田和正まで、あらゆるジャンルのハートフルな名曲をセレクト。とりわけ40〜50代には心に響くメロディです。アルバム・タイトルの『セレステ』は、天使を表しています。(ユニバーサルミュージック)
【収録情報】
1. イフ(デヴィッド・ゲイツ)
アメリカのソフトロックバンド、ブレッドの曲で1971年に全米チャート4位を記録したヒット曲。フランク・シナトラ、オリビア・ニュートン=ジョン、森山良子ら有名アーティストが何度もカヴァーしている心に残る名曲。
2. コッポンゲン(ペレリック・モラエウス)
北欧・スウェーデンのもとはヴァイオリンのために作られた楽曲。ゆえに幅広い音域を歌いこなすテクニックが必要。流れるような美しいメロディ・ラインが特徴。
3. BOTH SIDES, NOW(青春の光と影)(ジョニ・ミッチェル)
カナダの女流シンガー・ソングライターのジョニ・ミッチェルの作品。1968年にフォーク・シンガー、ジュデイ・コリンズが歌った曲が映画で使用され大ヒットした名曲。
4. マイ・フェイバリット・シングス(私のお気に入り)(ロジャース&ハマースタイン二世)
ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』のナンバー。サラも大好きなケルト音楽風のイントロ3拍子から8ビートに流れるアレンジ。
5. 私の好きな月(上田知華/一倉宏)
書き下ろし楽曲。上田知華は1970年代に活躍した伝説的グループ「上田知華+KARYOBIN」リーダー。一倉宏は有名なコピーライター、作詞家。詞は「枕草子」をベースにした美しい日本語歌詞。両者とも多くのJ-popアーティストに楽曲を提供しています。
6. I Still Call Australia Home(ピーター・アレン)
オーストラリアのシンガー・ソングライター、ピーター・アレン作。カンタス航空のテーマ曲で第2の国歌として親しまれる楽曲。
7. ニュー・シネマ・パラダイス(エンニオ・モリコーネ)
エンニオ・モリコーネ作曲、映画「ニュー・シネマ・パラダイス」主題歌。
8. サマー・レイン(ヘイリー/ジェフ・フランゼル)
ヘイリー&ジェフ・フランゼル作。暖かい日の雨のように、愛が生き返る様子を歌ったラブ・ソング。
9. 比べられない(上田知華/一倉宏)
書き下ろし楽曲。
10. 約束(エラズモ/ロベルト・カルロス)
イタリアン・ポップスの代表的歌手、オルネッラ・ヴァノーニのヒット曲で、日本ではBS日テレ番組「小さな村の物語 イタリア」のテーマ曲としても使用されています。
11. 言葉にできない(小田和正)
オフコース、小田和正の作詞作曲。東大留学中に日本にも美しいメロディと言葉を使った作品と出会えたことに感激したサラが、自身のレパートリーとして良く取り上げてきた楽曲。
12. Breathe in me(サラ・オレイン)
サラ・オレイン書き下ろしのオリジナル楽曲。エルガーのチェロ・コンチェルトをモチーフに、ネオ・ロマンティックな作風に仕上げられています。サラのアドリブで、間奏に小気味良いヴァイオリンのトリルを収録。
ボーナス・トラック:
13. The Final Time Traveler(「タイムトラベラーズ」エンディング・テーマ、英語作詞:サラ・オレイン)
【ブルーレイ・ディスク】
・Breathe in me(サラ・オレイン)
*ブルーレイディスク対応機器で再生できます。
サラ・オレイン(ヴォーカル、ヴァイオリン)
録音時期:2012年2月
録音場所:東京
録音方式:デジタル(セッション)
【サラ・オレイン(ヴォーカリスト)】
オーストラリア・シドニー出身。音楽をこよなく愛する外交官の父と音楽家である母のもとに生まれる。5歳よりヴァイオリンを始め、その才能をシモン・ゴールドベルク(弱冠20歳でベルリン・フィル、コンサートマスターに就任した著名ヴァイオリニスト)の高弟ペリー・ハートに見出され、6歳より師事。オーストラリア国内のコンクールで優勝を重ね、シドニー音楽院に入学。
一方、幼少期より歌唱の分野にも才能を発揮し、14歳の時、同学院内のオペレッタ「パイレーツ・オブ・ペンザンス」のオーディションを受け、主役に抜擢される。以降、本格的に歌のレッスンを開始すると、またたく間にその才能を開花させ、類まれな魅力をもつ歌声に磨きをかけていく。3オクターブを超える音域を持ち、透明感あふれる独特なハスキー・ヴォイスは、聴く者を癒し、魅了してやまない。
2006年、シドニー大学言語学部に入学。日本語学および音楽(パフォーマンス・作曲・音楽理論)を専攻。同年、世界の大学成績優秀者上位10%のみ入会が許されるゴールデン・キー国際名誉協会員に選ばれる。2007年には、シドニー大学音楽部門成績優秀者に送られるセーラテレッサ・マッキンソン作曲賞および学内成績優秀者に贈られるウォルターレイドメモリアル賞を受賞。
学業に励む傍ら、ヴァイオリニストとしてシドニー国会議事堂にて演奏。シドニー・タウンホール、ブリスベン・タウンホールでは、世界的オペラ歌手イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)、ホセ・カルボ(バリトン)と共演した。また、自作曲がオーストラリア・ルネッサンスプレーヤーにて初演されるなど、作曲、編曲にも積極的に取り組んでいる。
2008年、世界で25名の学生が選ばれる東京大学交換留学生として、同大学教養学部に留学。在学中より、英語、イタリア語、日本語を操る語学の才能を生かし、絵本の翻訳や、ロンドンの広告代理店のコピーライターとしての活動も行う。超訳を手がけた創作絵本「オレ・ダレ」(越野民雄著・講談社刊)の英語版「Who? Me!」は、三菱商事による社会貢献活動の一環として、ユニセフを通じ、アジア、アフリカの恵まれない子供達に配布されている。また、ボランティア活動にも熱心に取り組み、自ら各地に足を運び、音楽を通じての地域交流に尽力している。
2010年、シドニー大学を首席で卒業。
日本では、これまで任天堂Wiiゲームソフト「ゼノブレイド」エンディングテーマ「Beyond the Sky」や、スクウェアエニックス発売iPhone向けRPG「ケイオスリングスオメガ」(Chaos Rings Ω)のテーマソングを担当し、話題となった。(ユニバーサルミュージック)
3オクターブの音域を美しく歌い、3ヵ国語を自在に操るヴォーカリスト、サラ・オレイン。本人による書き下ろし曲はもちろん、ジョニ・ミッチェルから小田和正の楽曲まで、心に響くメロディと歌声が見事なアルバムとなっている。(CDジャーナル データベースより)