惜しくも今年この世を去ってしまったレイ・チャールズ。レイの元々の素敵な歌声に加えこんなビッグなアーティストが参加したんだからきっと素晴らしいアルバムになってることでしょう。

デジタルっぽくない音質が、タイムスリップしたような、なんとも心地よい気分にしてくれます。古〜いクラブに佇んでいる様な、まるで、そんな気分にさせてくれる逸品だと思います。時間を忘れてしまいますよ。今夜も、これで一杯やれます。

　この曲が世界に通用するということを証明する１枚です。 　Ray Charles氏のご冥福をお祈り申し上げます。Amen.

ｴﾘｯｸ･ｸﾗﾌﾟﾄﾝも参加したゴージャスな93年の作品。邦題が『ｱ･ｿﾝｸﾞ･ﾌｫｰ･ﾕｰ』と言うだけあって、このアルバムの目玉はやはりﾚｵﾝ･ﾗｯｾﾙ作でｶｰﾍﾟﾝﾀｰｽﾞのヒットで知られる「ｱ･ｿﾝｸﾞ･ﾌｫｰ･ﾕｰ」。ﾚｲの太くてソウルフルなボーカルはオリジナルを越え、見事に自分の歌として昇華、素晴らしすぎる。またﾎﾟｰﾙ･ｻｲﾓﾝの代表曲『時の流れに』も大人の味わい、とても良い。普通のアベレージ作だが、ニューヨークの摩天楼を眺めているみたいな、ロマンチックな逸品。ウイスキーが良く似合う。

これは、タイトルは違いますが、以前に日本でも出ていた名盤LPと同内容のCDで、本当に素晴らしいとしか言い様がないです。 ブラックミュージック好きを公言する人は、これを聴かずに通り過ぎることは許されません！ ぜひ、一家に一枚。安いですよ！

初期の彼のﾚｺｰﾄﾞ何れもｿｳﾙﾌﾙですきであるが、このｱﾙﾊﾞﾑは傑出している。ﾀｲﾄﾙ曲は勿論だが，私の好みは最後の曲，これが聞きたくてこのｱﾙﾊﾞﾑを聞き通している。こちらが歳を取るにつれて好きになってくる音である。