CD 輸入盤

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番&第3番、バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 アルゲリッチ(p)デュトワ&モントリオール響

Prokofiev / Bartok

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
56654
組み枚数
:
1
レーベル
:
Emi
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

 1997年10月のデジタル録音。そのエモーショナルなアプローチと豪快強烈な打鍵で聴く者を魅了し、ピアノ音楽界の第一線に立ち続けているマルタ・アルゲリッチ。彼女にとって久々の協奏曲レコーディングとなった当盤は、女流という概念を完全に踏み越えた強靭なヴァイタリティと、火花を散らすように冴え渡る感覚がいっこうに衰えていないことを示して大評判をよんだものです。
 2度目のレコーディングとなったプロコフィエフの第3番における電光石火のテクニックと鋭敏なピアニズムは圧巻の一言で、「越後獅子」のメロディが用いられていることでも知られる第3楽章におけるスリリングな展開などは、アルゲリッチでなければ聴けないものでしょう。
初録音の2曲も見事な仕上がり。一般的な知名度には不足する作品を一気に聴き手の耳元へと運んでしまう強烈な表現力が凄いプロコフィエフの第1番、冴えた感覚美のなかにも細部への周到な目配りを示し、クリアーな作品像を提示したバルトークの第3番と、いずれも文句のつけようがありません。
 デュトワのセンシティヴな伴奏もこの名演に大きく貢献しており、かつては夫婦でもあり、「今は最良の音楽的パートナー」とアルゲリッチ自身が述べるとおりの絶妙なサポートぶりです。

・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番
・バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
 マルタ・アルゲリッチ(p)
 モントリオール交響楽団
 シャルル・デュトワ(指揮)
収録:1997年10月

収録曲   

クラシック曲目

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  • Sergei Prokofiev (1891 - 1953)
    Concerto for Piano no 1 in D flat major, Op. 10
    演奏者 :
    Argerich, Martha (Piano)
    指揮者 :
    Dutoit, Charles
    楽団  :
    Montreal Symphony Orchestra
    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Concerto
    • 作曲/編集場所 : 1911-1912, Russia
    • 言語 :
    • 時間 : 15:56
    • 録音場所 : 10/1997, St. Eustache Church, Montreal, Quebec [Studio]
  • Sergei Prokofiev (1891 - 1953)
    Concerto for Piano no 3 in C major, Op. 26
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Concerto
    • 作曲/編集場所 : 1917-1921, USA
    • 言語 :
    • 時間 : 29:5
    • 録音場所 : 10/1997, St. Eustache Church, Montreal, Quebec [Studio]

ユーザーレビュー

総合評価

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このディスクの魅力は音楽以外のところにも...

投稿日:2010/08/31 (火)

このディスクの魅力は音楽以外のところにもあるように思います。 一番注目される点は、このピアニストと指揮者は元夫婦であった事だと思いますが、何よりもその2人の子どもであるアンヌ(=アニタ)によるアルゲリッチとプロコフィエフのコンチェルト(第3番の!)の話題を元に書かれた非常に興味深いライナーノート、そして、アルゲリッチ家の末っ子ステファニーが撮影したジャケット写真(初期盤および現行盤とも)は、これまでのアルゲリッチのディスクには無かったとても良い表情のアルゲリッチを捕らえた素てきなショットだと思います。

Marthy さん | POLAND | 不明

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バルトークしか聴いていないが、フランス風...

投稿日:2009/02/21 (土)

バルトークしか聴いていないが、フランス風のやわらかい仕上がりとなっていてとても面白かった。細かいことを言えば、@オケはとても緻密で細かいニュアンスを炙り出すように演奏しているが、シニカルで即物的なバルトークを求める人には物足りないかもしれない。また、Aオケの伴奏に比べるとアルゲリッチは多少大味かもしれない。もっとも、上記のような点があったとしても、演奏によってバルトークはかくも変わるのか、という驚きを与えてくれたことで個人的にはこの演奏をとても評価している。

Harutoshi さん | Oxford | 不明

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ピアノもオケも一級品なんですが、なぜかよ...

投稿日:2007/09/24 (月)

ピアノもオケも一級品なんですが、なぜかよそよそしく曲に入り込めません。 仮に演奏者が元夫婦であることを知らなくてもやはりイマイチなんです。 アルゲリッチとアバドの旧盤をあらかじめ聴くとよくわかります。

abbadon さん | tochigi | 不明

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