ブラームス：交響曲第４番、シマノフスキ：交響曲第４番、プロコフィエフ：古典交響曲　ロヴィツキ＆ワルシャワ・フィル、エキエル（２ＣＤ）

ブラームス：交響曲第４番、シマノフスキ：交響曲第４番
ロヴィツキ＆ワルシャワ・フィル、エキエル

ヴァイオリンと音楽理論を学んだ後、ヒンデミットに指揮を師事したというポーランドの指揮者、ヴィトルド・ロヴィツキ[1914-1989]が、1967年4月にイギリスでおこなったコンサートのライヴ録音。ロヴィツキ得意のブラームスの交響曲第4番をメインに、前半はプロコフィエフの『古典交響曲』、シマノフスキの『協奏交響曲』というプログラム。オーケストラはワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団で、シマノフスキの『協奏交響曲』のソリストはヤン・エキエルです。
　2014年8月15日に100歳で亡くなったエキエルは、ポーランドのクラクフに生まれたピアニスト・作曲家・教育者・音楽学者。1937年、第3回ショパン国際ピアノ・コンクール8位入賞。1953年よりワルシャワ国立高等音楽学校ピアノ科教授。バッハからプロコフィエフに至るレパートリーを持つピアニストでしたが、やがてショパンの音楽の研究に注力。1949年よりショパン国際ピアノ・コンクール審査員や審査員長を務め、1959年、ポーランドの国家的プロジェクトであるショパン作品の楽譜全集「ナショナル・エディション」の編集主幹に就任、2010年に完結。ポーランド音楽界の功労者として叙勲多数という人物です。（HMV）

【収録情報】
● プロコフィエフ：交響曲第1番ニ長調 Op.25『古典交響曲』
● シマノフスキ：交響曲第4番 Op.60『協奏交響曲』
● ブラームス：交響曲第4番ホ短調 Op.98

　ヤン・エキエル（ピアノ：シマノフスキ）
　ワルシャワ国立フィルハーモニー交響楽団
　ヴィトルド・ロヴィツキ（指揮）

　録音時期：1967年4月3日
　録音場所：イギリス、ハダースフィールド・タウン・ホール
　録音方式：ライヴ