Nick Mason's Fictitious Sports

ピンク・フロイドの創設メンバーでもあるドラマー、ニック・メイスン。フロイドだけではない、アナザー・サイド・オブ・ニック・メイスンを知ることが出来る彼のソロ・ワークスがCDで蘇る！！

ロバート・ワイアットや、カーラ・ブレイなど多くの豪華ゲストが参加したことも発売当時、大きな話題になった1981年の初ソロ・アルバム『NICK MASON'S FICTIONAL SPORTS』のオリジナル・リリース以来となる復刻が実現！

■ ピンク・フロイドの創設メンバーでもあるドラマー、ニック・メイスン。ピンク・フロイドのメンバーとしての活動だけでなく、自身のバンド、Nick Mason's Saucerful of Secretsを率いてツアーも行なっては大きな評判を集めている他、自らピンク・フロイドの伝記本を執筆したり、また大の車好きとしても有名でル・マン24時間レースに参加したり、車に関する著作も発表している。

■ そのニック・メイスンがこれまで発表したソロ・アルバムがCDとアナログLPで復刻される。2018年にボックス・セット『UNATTENDED LUGGAGE』に収められていた作品だが、それぞれ単独のCDとアナログLPで発売となるのは、オリジナル・リリース以来久しぶりとなる。

■ 1981年に発表されたニック・メイスン初のソロ・アルバム『NICK MASON'S FICTIONAL SPORTS』。ロバート・ワイアットや、カーラ・ブレイなど多くの豪華ゲストが参加したことも発売当時、大きな話題になったアルバムだ。この作品が生まれたきっかけとなったのは、1979年、ニック・メイスンが、ロバート・ワイアットやカーラ・ブレイとアイディアを出し合おうと、アメリカのスタジオを予約したことからだった。アメリカへ旅立つ前、カーラ・ブレイはニック・メイスンにデモ・カセットを送ったという。「それが彼女がこれまでやってきたものとは全く異なっていたが、私の好きな方向性と全くもって一致していた」そうニック自身2012年にコメントしているが、そのデモが本作の核になっていると言えるだろう。アルバムに収録されている楽曲はすべてカーラ・ブレイが作詞作曲を手掛け、ロバート・ワイアットがオープニング・ナンバーの「Can't Get My Motor to Start」以外すべての曲でヴォーカルをとっている。アルバム・アートワークをヒプノシスが手掛けていることも注目だ。音源はすべてボックス・セット発売時の2018年リマスター音源を使用している。

■ 自身のソロ作品について、ニック・メイスンはこう語っている：「これらの作品は、私の音楽的人生で重要な位置を占めている。『FICTIOUS SPORTS』は、マイク・マントラーやカーラ・ブレイ、そしてロバート・ワイアットらのプロジェクトに参加したことから生まれたものであり、ウッドストックのグロッグ・スタジオで彼らの紹介された素晴らしいミュージシャンたちに負うところも大きかった」

(メーカー・インフォメーションより)