Miroslav Vitous (ミロスラフ・ビトウス) レビュー一覧
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投稿日:2016/06/25
天才的ともいわれたベーシスト、Miroslav Vitous(1947年〜)は、Weather Reportの創設メンバーのひとりであり、1971年のファーストから、「Live in Tokyo」を含む5枚のアルバムに参加。 バンド脱退後も、WRへの想いは強かったようで、2009年には「Remembering Weather Report」というそのものズバリのアルバムをECMからリリースしています。 そしてこの「Music Of Weather Report」。70歳を目前にして、ここまでWRに切り込む作品を制作するとは、思いもよりませんでした。 自己の音楽活動の総決算という意味合いもあるのでしょうか? 全体を通して、やはり初期のWRにあった「Vitous的なもの」を拡大再生産しているように感じました。ビートよりもムーディなサウンド作りに注力している部分に、それを強く感じます。 そして、当時は犬猿の仲と言われたJoe Zawinul(1932年〜2007年)の「Birdland」を正面切って取り上げているのには驚かされました。この「Birdland Variations」には、同じくZawinul 作の「In A Silent Way」を思わせるフレーズも登場し、VitousによるZawinulへのオマージュと解釈してもいいと思います。 録音は、Vitous のセルフ・プロデュースにより、2010年から2011年にかけて行われています。 メンバーは、Miroslav Vitous (double bass.key)、Gary Campbell (ss.ts)、Roberto Bonisolo (ss.ts)、Aydin Esen (key)、Gerald Cleaver (ds)、Nasheet Waits (ds)。ツインサックス、ツインドラムスという意欲的な編成。6人が高度な演奏技術を駆使して、自由にイメージを膨らませ、サウンドを構築しています。 目の前に幻想的な風景が広がるようで、久々に往年のECMを思わせる作品に出合うことが出来ました。
hiro さん
投稿日:2011/08/04
当時のボス、H.マンのプロデュース。ヴィトウスはマンのグループを抜けウェザー・リポートに専念しようとして揉めてた頃(結局、WRにいくのですが、ファンック・ベースが弾けず追い出された)ですが、マンは縛りをかけず自由にやらせています。 音楽は新主流+フリーにジャズ・ロックをかましたもので、当時の精鋭ミュージシャンを集めたものですが、ヴィトウスにリーダーとしてまとめる能力は足りず、結果、ヴィトウスは全編1番前でベースを弾きたおし他では絶対聴けない音楽になっています。この作品の先は未だ現れず、行き止まりのままですが、今聴いてもこの先には何かある筈と思わせる怪作。 サイドでは周りの混乱にもクールにマイペースを貫くJ.ヘンダーソンと、彼の参加でブルー・ノートの諸作とカラーを換えてくれたJ.マクラフリンがひかります。
vitB3 さん |40代
投稿日:2009/08/14
スラブ民族の英雄べーシスト・Miroslav Vitous師が世に問う「Weather Reportの追憶」 しかし、「名は体を現す」とは良く言ったものだ!彼の親御は、世界中どこへ行っても自分らの誇らしき民族の魂は忘れるな!とばかり First NameへSlavを織り込んだんであろうか?! Miroslav Vitous(以下MV)は言わずと知れたWeather Report(以下WR)創業時からのオリジナルメンバーであるが、俗に言うサード・べーシスト「ジャコ・パス」路線が繰り広げたファンク他路線とは全くの別物語であることやその当時のレパートリーは再現してない、と、MV師本人も前置きした上で、本作品「ウエイン・ショーター及びLonely Womanをモチーフにした」変奏曲2題、Joe Zawinul師へ捧げた楽曲、“Black Peopleの崇高さとスラブ民族の魂の融和”を基本骨子に、その当時70年代にMV師がWRに表現し切れなかった思いが、いっぱい詰まった秀作かな。 競演者の一人、デトロイト出身 Gerald CleaverはJack Dejohnette’s Conceptを実に良く理解し、体現できる頼もしきドラマーを発見できたことは、副産物として大きな収穫であった。なによりアルバム構成とMV師コンセプトを引き締め高める上で、サイドメンに起用したのは正解であった
本牧亭TERJE さん |40代
投稿日:2009/08/13
FMのスイッチをONした途端にFreedom Jazz Danceが流れて来た時には度肝をぬかれました。ヴイトスのベースしか耳に入らないくらいだったのを今でも思いだします。未だウッドベースではジャンルにもよりますがこの人に勝るベーシストはいないと思います。このアルバムが出てかれこれ35年以上経ちますが、全く古さを感じませんし、とても2時間ぐらいでレコーディングされたとは信じらないくらい息があっているしノッテいるのがわかります。ウェザーリポートで来た時にも見に行きましたが、でも、何と言ってもECMの一連のアルバムがヴイトスの本領を発揮しているのではないでしょうか。
chobe さん |50代
投稿日:2008/02/07
ベースを叩いてるの?て思ってしまう ロックが好きな人にこそ聴いて欲しいですね
ホールズワース さん
投稿日:2008/01/24
ジャコよりヴィトでしょ!!このアルバムはすごい!!ジャズ史上に残る名盤だと思う。ちょいロック寄りだけど。メンツもこれ以上はないくらいのメンツだし。ヴィトのズシズシベースにたまに絡みついてくるマクラフリンのギターも最高です ウェザーリポートでもヴィト期が1番好きです
なかたかな さん
投稿日:2005/05/16
『同じ場所にいても必ずしも同時にセッションするわけではない』というヴィトウス先生の哲学(?)を反映し、世界中で音を重ねながら仕上げたとか。これでこの盤の評価が分かれていますが…緊張感のある上質な空間を提供しています。基本的にはガルちゃんとディジョネットのトリオの印象(マクラフリンの登場は少ないです…)。
nellie さん
投稿日:2004/12/07
あのヘッドハンターズを発表したハンコック参加がミソ。アクの強い、異様・異形ファンクフュージョンの宇宙。今までCDで再発されなかったのが不思議。クラブ系ファン要注目の傑作。ミロスラフファンには向かないかな?
アシッドジャズファン さん
投稿日:2004/07/18
この翌年ウェザー・リポートに参加するのですが、ザビヌルはヴィトウスをはじめ、パストリアス、ボナとベーシストの起用がうまい。若きヴィトウスのわざとらしさが感じられないフレーズは、三十年以上経った今も新鮮で心に染み入る。
西瓜男 さん
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ありがとうございました
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