１曲目「Atlantis」のベースとピアノの掛け合いから期待は高まる！エイゾー・ローレンスも、別人２８号のように吹きまくる！ジャズクラブでのライブだが、小編成とは思わせないほどのスケールの大きな音作りである。LP２枚組の大作で、ジャッケット写真もかっこいい！是非大音量で聞くべし！

マッコイ・タイナー、1976年マイルストーン・レーベルからのリリースで最も過小評価される名盤。ミソは指揮がウィリアム・フィッシャー。ジャズは自分の耳で聴きたい。ちまたに、あふれるジャズ評こそ、意味をなさないのがジャズ。それにしてもマッコイ・タイナーはもっともっと評価されていいミュージシャン。ただ、ファンとしては一時の流行のような人気は、はなはだ迷惑。迫力の音の奥にある、ガラス細工のような繊細さが胸を打つ。さて今日はこの壮大な一枚を、どこに連れ出そうか。

LPを持っているので今まで買わずにいましたが、価格にひかれて買ってしまいました。　LPより熱さは伝わって来ないですが、やはり最高に素晴らしいです。　歴史に残る名盤ですね！

暑い夏には熱いジャズ。マッコイの強力な煽りに、エイゾー・ローレンスの激烈なテナーが叫びまくる。まさにガチンコ！クラブジャズとかスピリチュアルジャズとかウサン臭いこと言わないで、一本スジの通った男気ジャズを聞いてくれ！

７０年代が、マッコイが生んだ奇跡の名盤。嵐のようなモーダルシングルトーン。遠慮会釈なく叩きまくるドラム。そして何よりソニー・フォーチュンの素晴らしいソプラノ。スピード感溢れるパッセージと、飛翔するようなロングトーン。タイトル曲より、一曲目がめちゃくちゃかっこいい。元気になれるアコースティックジャズの極み。買うべし。ただし聴く人を選ぶかも。

トリオによる迫力の演奏。チェンバロも弾いてる。熱く深い。買うべし！

記念すべき初リーダーアルバム。小気味よいパッセージ、美しいハーモニー。７０年代がウソのような軽やかさ。新進気鋭のピアニストによる、意欲的なデビュー作である。

マッコイ・タイナー、1973年7月7日モントルー・ジャズフェスティバルの白熱のライブ。共演者はテナーサックスとソプラノサックスがエイゾー・ローレンス、ベースがジュニー・ブース、ドラムがアルフォンソ・ムザーン。ミュージシャンが一丸となって火の玉のように突っ走る音はまさに快感。アルバム・ジャケットの汗はその証。この音に惚れると常習性があり、無性に聴きたくなる時が年何回もある。

こいつは最高に楽しいですよ。Bela Fleckのバンジョーが本当に粋！　それに録音が抜群に良い。ベースのなんともトランジェントに優れ、弾力に富んだ気持ちの良い音はそうそうお目にかかれないと思います。

あのころのJAZZならではの、一発録音の良さがありますよね。マッコイはあまり好きじゃないんですが、これは私の大事な一枚です。いやし系とかキライなんですが、いやなことあると、これを聞いてます。これくらい、聞いて気持ちがスカッとなる音楽もめったにないです。