発表当時は無名だったケニー・ロギンスをポコ出身のジム・メッシーナがプロデュースする形で制作されたのが本作。
正式に「ロギンス&メッシーナ」となるのは次作からである。
本作ではDanny’s Song, Back To Georgia, House At Pooh Corner といったロギンス作の作品が光る。
80年代にフットルースで大ブレークするケニー・ロギンスであるが、無名時代から溜めてきたものを一気に吐き出した感のある名作である。
バックを固めるバンドも上手く、ウエストコースト独特の渇いた音を出している。
もちろん、メッシーナの作品もいい。
CSNY,NGDB, Eagles, Doobiesを好きな人で聞いてない人がいたら、是非聞いてほしいお勧め盤。