KINKS初めて聴いたけど凄い聴きやすかった。そしてかっこよかった。

これは凄い！キンクス最高傑作のデラックスエディションであり、レイデイヴィスのソングライティングが一番冴えてた時期で、同時期のB4やTHE WHOにも負けないぜ！

当時キンクスが２枚のアルバムをボツにしてまで、発売に漕ぎ着けたのが本作だ。ボツにするなんて考えられない程の素晴らしい曲ばかり。遂に正式な音源として聴けるのです！

白眉なのが「See My Friend」の出来。シングルよりもソリッドで◎。「Love Me Till The Sunshine」のガレージ度合いに痺れます。

一般的にはｺﾝｾﾌﾟﾄｱﾙﾊﾞﾑであるAre The Village Green Preservation Societyの方が評価は高いかもしれない。しかし、良い曲が揃っているのはこっち。たとえて言うならばkinksのRevolver。

曲も演奏も最高ですね。ジャケもすごくいいし。KINKSのＣＤは（とくにパイ中期〜RCA時代は）訳詞つきの日本盤を買って、詩人レイデイヴィスの素晴らしさを確認してもらいたいです。

前作Muswell Hillbilliesの延長線上にあるスタジオ録音10曲、そして後はLIVEという変則盤ながらKINKSの代表作と言っても過言ではないくらい素晴らしいアルバムです。セルロイドの英雄を聴いたことない人は確実に損してますよ。

捨て曲一切無し。素晴らしい出来です。ボーナス曲も素晴らしい。

アルバムジャケットにも表れているように、彼らの放つオーラが作品の全編に輝いている。ただ作品には関係なんいんスけど一つ気に掛かることが。あぶさんレビュー書く場所間違ってないですか？

英キャッスルによる紙ジャケ版の本作はステレオで、モノである現行リマスター盤との違いが楽しめます。M2でのデイヴの声や、M6のホーン、M7のオルガンに顕著です。