ジェニー・ルイス。80年代にトワイライト・ゾーンの子役でデビューした女優。90年代後半からは音楽活動を本格化させた。これは、彼女のソロとしては最新の作品だ。全編アナログ・レコーディングの生々しいサウンドがカッコいい。キュートな歌声が、刺すような痛みと毒、それを癒す祈りの双方を綴っていく。とてもロックしていて深みがあり、普遍的な存在感が抜群だ。この後に新作を出す筈だった彼女のバンド（ライロ・カイリー）は去年正式に解散してしまった。去年彼氏と連名のユニットで1枚出してたけど、そろそろ新作出ないかなぁ

サマソニで初めて見ました。そのライヴがもう唖然とするほど良かったので興奮が冷めないうちに。何度も、何時間でも聴きたいと本心から思わえるアーティストがここのところ見当たらなかったけど、久々に胸が熱くなりました。ソングライティングの才能、演奏スキル、しなやかな声の魅力、舞台に立った時の磁力、どれも並じゃないです。「宣伝だけ」のアーティストとは完全に一線を画してます。もっと彼女の曲を聴きたいし、もっと来日してほしいなあ。

'08年発表｡自身のﾊﾞﾝﾄﾞ､ﾗｲﾛ･ｶｲﾘｰよりも実はいいｱﾒﾘｶｰﾅの歌姫によるｿﾛ第2弾ｱﾙﾊﾞﾑ｡人気を決定づけた前作のｿｳﾙﾌﾙなｶﾝﾄﾘｰ路線を踏襲しつつ､ｴﾙｳﾞｨｽ･ｺｽﾃﾛとﾃﾞｭｴｯﾄしたｶﾝﾄﾘｰ･ﾛｯｸ･ﾅﾝﾊﾞｰの�Gほか､多彩な楽曲を披露している｡

Nashvilleでたまたまコナーオバーストとの公演を見れたんだけど本当に素晴らしかった！！その声は会場の空気を全て包み込み、そして一人一人の胸に強く響き、しかしそれは聞き手にとって寛容的。ゴージャスで清楚、力強いが優雅、懐古的ながら冒険的。一発で虜になりました。

本作のお好きな方には、ｸﾞﾗﾑ･ﾊﾟｰｿﾝｽﾞのやっていたﾌﾗｲﾝｸﾞ･ﾌﾞﾘﾄｰ･ﾌﾞﾗｻﾞｰｽﾞというﾊﾞﾝﾄﾞもぜひ！絶対、気に入って貰えるﾊｽﾞ。

レビューがひとつもないなんて…。こんなにいい曲を聞いたのは久しぶりです。声に癒されます。カントリーやフォーク寄りなアコースティックが多いけど、ダレずに聞けるのは声の魅力。ぜひ聞いてみてください!!