ハーバーグ&アーレン
黄金コンビによる「ブルマー発祥物語」
『オズの魔法使い』で有名なハーバーグ&アーレンのコンビによる1944年のミュージカル。女性用ブルマーの開発と普及について、19世紀後半のアメリカを舞台に描いています。
フープスカート・メーカーの娘イヴリーナ・アップルゲイトは、叔母ドリー・ブルマーが不便なフープスカートの廃止し、自ら開発した快適なブルマーを提唱することへの父親の反対を無視して独立する筋で、さらに奴隷廃止問題など、南北戦争期の社会情勢も反映されています。
音楽はアーレンならではの人好きするメロディに満ち、アグネス・デ=ミル振付によるダンスも華やかで、初演当時657回も上演されるヒットとなりましたが、レパートリーから消えて久しく残念な限り。凝り過ぎた衣装の調達困難さが原因で、作品そのものはアーレンらしい魅力に満ちており、ここで触れられるのは超貴重と申せましょう。(キングインターナショナル)
【収録情報】
・ミュージカル『ブルマー・ガール』
イヴリーナ・アップルゲイト:バーバラ・クック
ジェフ:キース・アンデス
ホラティオ:ポール・フォード
ドリー・ブルマー:カーメン・マシューズ、他
制作・監督:アレックス・シーガル
台本:シッグ・ハージッグ、フレッド・セイディー(ダン&リリー・ジェイムズ原作)
音楽:ハロルド・アーレン
歌詞:エドガー・イップ・ハーバーグ
ダンス振付:アグネス・デ=ミル
1956年5月28日放映
収録時間:76分
画面:モノクロ、4:3
音声:モノラル
字幕:無
NTSC
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