【先ほどの追加で】 このようなショーは、過去にもなかったし、現在に至るまでなかった。 まさに「King Of King」であるから可能なのだ。

遺作ではあるが、特別寂し気な内容というわけではないし、晩年の彼の他のアルバムと大きな違いがあるわけでもない。が、逆にそれがなんともいえない虚しさを呼ぶ。一曲目のｱﾝﾁｪｲﾝﾄﾞ･ﾒﾛﾃﾞｨｰを聴くたびに思うこと。たぶん、彼はあらゆるものから解放されたかったんじゃないかな。

グラミー賞受賞曲　How Great Thou Art（偉大なるかな神、わが神わが主よ　〜邦題複数あり）はELVISの最高傑作。74年ライブ版でも再度グラミー賞受賞。この曲はELVIS以外のアーティストでは歌いこなせない。ELVISはロカビリー歌手としてデビューしておきながら、グラミー賞受賞曲３曲は全部ゴスペル。（あと１曲は「至上の愛」）ELVISの優れた人格と敬虔なクリスチャンである面が他のアーティストとは異なる。ELVISを、ぜひ世界遺産に登録してほしい。

ELVIS死去の数ヶ月前のライブ。これが最後のステージとなった。この時既にELVISは死期を感じていた。死期を前にしての「マイ・ウェイ」は最高！ELVISの直接の死因は心不全だが、全身に転移した末期の骨ガンを抱えていたことが近年明らかになった。ステージに上がるときは大量の鎮痛剤を服用していたという証言もある。私は「マイ・ウェイ」を歌う資格のあるアーティストは、フランク・シナトラとELVIS以外は認めない。

ＥＬＶＩＳの「カントリー・ブルース」のてんこもり、モンキービジネス、ギターマン、明日は遠く、ビッグボスマン〜「ファンキーでソウルフルな」カントリーはＥＬＶＩＳ以外のアーティストは不可能。ラヴレターは、エレキベースではなく、ウッドベースがレトロ感をかもし出す。 青い涙、私のもの〜魂がとろけるバラードも最高。 ハイヒールスニーカーズ、アイルリメンバーユーはロングバージョン！この幸せ者！

Remix版は思ったより低音が効き過ぎな感があるけど、いま聴いてもぜんぜん古さを感じない。お値段も安かったし満足の１枚。今度はカーステで大音量で聴いてみようっと。

エルビスといえば、俳優の西田敏行がよく真似してた。西田さんじゃなくても真似したくなるかっこよさ！ちょっと臭い感じがいいね〜。

衝撃の映像は涙、涙でした 本当に素晴らしい作品です

こ、高校生にして、エルビスにはまっちまいました。なかでも「ケンタッキーレイン」は見事。曲によって歌い方も声も違う、天才とはこのような人を指すんだな、と感じました。時代を超えて素晴らしい！

「偽りの心」をはじめ、自分の大好きな曲を、こんな沢山エルビスが歌っていたとは知りませんでした。オリジナルとまったく違う「ブルームーンオブケンタッキー」、おもしろいです。ライナーの様々なエピソードはとても勉強になります。