Love Is Not Pop

Devendra Banhartが「優雅で、徐々に素晴らしさが伝わる音楽だ」と惚れ込み、Arcade　FireのJeremy Garaも年間ベストに挙げていたスウェーデンの実力派女性SSWの09年作の傑作が国内盤化！！
彼女のニューヨークとパリでの不運な恋愛経験が このアルバムに大きな影響を与えている。ニューヨーク・パリでの出来事がきっかけで「愛」に対する見方が大きく変わった。このアルバムの１つのターニングポイントとして「Heavenly Arms」が挙げられるだろう。この楽曲はLou Reedが妻に捧げた曲として有名だ。彼女は本作制作時よくLou Reedを聴いていたと公言している。彼女は、男性視点から女性に対して歌い上げる楽曲を、女性視点からといった新たな発想で歌い上げ見事に表現した。
本作「Love is not pop」は、彼女の今まで発表した、前2作に比べ大きな違いが１つある。それはバンド感がかなり強いアルバムであると言う事だ。収録されている楽曲のほとんどが平均５分以上あり、どの楽曲も終盤に差し掛かるに当って感情を高め歌い上げるといった様に。このような影響を与えた要因として、共同プロデューサーRasmus Hagg(Studio)の存在がある。彼の音楽のバックグラウンドはダンスミュージックで成り立っている。この事が収録されている楽曲にどこかグルーブ感を持たらし、とても悲しげな歌なのに体を揺らしたくなるような雰囲気を感じさせる理由なのかも知れない。
(メーカー資料より)