Carrie Rodriguez

Carrie Rodriguez (キャリーロドリゲス)

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  • 基本的には、テックスメックス系カントリー音楽の楽曲...

    投稿日:2016/08/17

    基本的には、テックスメックス系カントリー音楽の楽曲アルバム、 という感じの計12曲49分。 テキサス州オースティン出身のメキシコ系米国人シンガーソングライターで、 バイオリンやギターやエレキマンドリンの奏者でもある Carrie Rodriguez(キャリー・ロドリゲス) は、2002年頃からプロとして活動はしているらしいけど、 その存在を自分が知ったのは、 毎週聴いているNPRのAlt.Latinoで今年2016年の1月中旬に 「This Week On Alt.Latino: New Music, And Remembering A Legend」 という放送回があり、 そこで、翌月2月に発売になるこのカントリーアルバム「Lola」 から、そのアルバムタイトルにもなっているローラ… ローラ・ベルトランというメキシコのランチェラ歌手に言及する歌 「I Dreamed I Was Lola Beltran」 が放送内で流され紹介されて…何となく聴いていると、 その歌詞が… 「私がローラ・ベルトランで、貴方がハビエル・ソリス…な夢を見た」 という歌詞で…それって一体誰なの? と思って、少し確認してみると… どうも、 Lola Beltran(ローラ・ベルトラン/1932-1996) はメキシコのランチェラ歌手で女優、 Javier Solis(ハビエル・ソリス/1931-1966) もランチェラ歌手で俳優、 で同年代の男女の俳優で映画で共演もしてる…ってことみたいだから、 その歌詞ってのは、 貴方と私が映画の中の美男美女みたいになってる夢を見た、的なこと? と漠然と思いながら、まぁ、 雰囲気のある曲なので、へぇ、と思いながら聴いて印象にも残り… で、その後、3月下旬の 「SXAmericas 2016: An Embarrassment Of Riches」 という今年のSXSW特集の放送回や、6月末の 「Alt.Latino Picks The Best Of 2016 (So Far)」 という放送回でも、 このキャリー・ロドリゲスの曲とアルバムとが紹介されてたりで… 毎週聴いてる番組で、 何度も繰り返し紹介されてるのを聴いてじわじわと興味が湧いてきて、 かつ、偶々、タイミング的に、入手出来る縁も巡ってきて… ってことで、この計12曲49分のアルバムを入手。 で、 実際に全曲聴いてみて… 基本、スペイン語で歌っている曲が4曲<1,6,8,12曲目>、 スペイン語と英語とのデュエット系の曲が1曲<5曲目>、 スペイン語で歌い始め、後半部分を英語で歌う系の曲が1曲<9曲目>、 基本、英語で歌っていて、 所々でスペイン語が混ざった感じの曲が5曲<2,3,4,7,10曲目>、 とインストゥルメンタル曲が1曲<11曲目>、 の全12曲で… やはり、一番、印象深く雰囲気のある曲は、 3曲目の「I Dreamed I Was Lola Beltran」かな… あと、 4曲目「La Ultima Vez」では、 テキサス州オースティン繋がりのアーティスト、 2014年度のオースティン音楽賞でミュージシャン・オブ・ザ・イヤー他 多数の賞を受賞したGina Chavez(ジーナ・チャベス) がゲスト・ヴォーカルとして参加して、 ハーモニー的なコーラスを担当しているってことで、知ってる人には、 ちょっと豪華なゲスト、って感じだよね…。 この曲は、基本的に英語で歌っていて、サビの部分が、 英語とスペイン語の歌詞が混ざってる感じ…。 この曲は何か、歌いながら、ヴァイオリンも弾いてるっぽいから、 何か、大変そうだな…とかも思ったり… ギターを弾きながら歌うのとは、やっぱ違うもんねヴァイオリンは。 この曲以外でも、 6曲目と7曲目の曲でも歌とヴァイオリンと、担当してるっぽいけど。 そうそう、余談で、 自分は全然ヴァイオリンとか詳しくないから全く知らなかったんだけど、 キャリー・ロドリゲスって人のことを知って少し確認してみたら、 何か、彼女は5歳の時からヴァイオリンを始めたらしいけど、 それが、日本発祥のSuzuki method(スズキ・メソード) っていうレッスンで学び始めた、 ということのようで…そんなのがあるんだ?!と、 このキャリー・ロドリゲスがキッカケで、その存在を知って、 へぇ、と思ったりで… でもだから、そういう意味では、彼女のプロとしての音楽ジャンルは、 テキサス州地域のカントリー音楽だけど、 日本とも、縁があるっていうか、無縁ではないってことで… 興味深いな、と感じたり…。 9曲目「Caricias」は、全体的にはしっとりと歌う系の カントリー音楽って感じだけど、スペイン語で歌い始めて、 後半部分は英語で、という体裁の曲…シンプルな歌詞で美しいメロディ って感じで好感持てる曲だな、とは思う。 最後の12曲目「Si No Te Vas」では、 第52回グラミー賞の「Best Tejano Album」部門で賞を受賞したコンフント・バンド Los Texmaniacs(ロス・テクスマニアクス)の創始者で Bajo sexto(バホ・セクスト)奏者のMax Baca(マックス・バッカ) がゲスト参加している、らしい… このマックス・バッカも、テキサス近辺の音楽シーンでは有名な人なんだろうから、 知ってる人には、豪華なゲスト演奏者ってことに、 なるんだろうね…。 11曲目のインストゥルメンタル曲では、 エレキギターとヴァイオリンが使われていた部分が、 12曲目では、ヴォーカルとバホ・セクストになった、ってことで、 いいのかな…同じ曲でも編曲の仕方や演奏時間も違うんで、 そう単純でもないとは思うけれど…。 …全くの余談だけど、スペイン語初心者な自分的には、 歌詞カードが付いてれば、より親切設計だったのにな、と思ったり… 付いてたのは、各曲の担当パート他のクレジット表記と、 あと、少し本人の作品発売に当たってのメッセージ&謝辞的な文章 とが掲載された小冊子で、 各曲の歌詞は、残念ながら掲載されてなかったんで…。 …このアルバムを聴いての、別の観点からの印象として、 その、昔の、リディア・メンドーサの時代であれば、基本的には、 スペイン語で歌うって形で、 今みたいに、スペイン語と英語とが混ざった形の、 スパングリッシュ的な歌詞とか、はなかったというか、ありえなかった、 というか…時代が流れて今は、米国内での、 ラティーノ系住民の人口割合が増えて、ラティーノ系住民は、 アフリカ系米国人(黒人)よりもずっと多くなり、まだまだ割合的に、 増えて行く傾向にあり、今や米国で白人の次に多いのは、 ラティーノ系住民であり、かつ白人の人口割合は減少傾向にあるという、 そんな社会状況だからこそ、 そういうスパングリッシュ的な言語が社会的に許容され、かつ普及して、 ってことで、歌の歌詞としても、そんな歌が、 どんどん創られてる、という…そういう状況なんだな、というのを、 実感したり。 …まぁ、そんなこんなで、個人的には、 聴いていて、 収録された楽曲そのもの、もそうだし、 それが生み出された社会的経緯とか色々な観点で、想いを馳せて、 興味深く、あれこれと楽しめたし、 まだまだ繰り返し繰り返し聴いても飽きずに楽しめそうなので、 それなりに、入手して聴いた価値はあったと思うし、 今後もじっくりと、折に触れて、繰り返し聴いて楽しめればいいかな、 と思っています。

    ♂猫Junn-Junn さん |40代

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