CD 輸入盤

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 正規レコード用録音集大成 ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、フィルハーモニア管弦楽団、他(55CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
9029523240
組み枚数
:
55
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

※輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。(輸入元情報)




フルトヴェングラー生誕135年記念! フランス・フルトヴェングラー協会協力
商用リリース用として録音された音源すべてを収録した完全セット限定盤


ヴィルヘルム・フルトヴェングラー[1886-1954]は、20世紀で最も偉大な指揮者の1人で、音楽界の巨人ともいわれています。彼は音楽家の中で最も偉大だと言う人もいます。オーストリアとドイツの交響曲のレパートリー、およびワーグナーの音楽に最高のドラマ性を持たせた比類のない解釈者であり、彼は演奏者と聴衆のための最も高い基点であり続けています。
 この55CDボックスの数多くの演奏は、音楽愛好家にとって不可欠なものです。フルトヴェングラーのスタジオ録音の音源すべてを統合した初めてのコレクションであるだけでなく、商用リリースを目的としたライヴ録音も含まれています。このコレクションには多くの研究により、ウィーンとコペンハーゲンで録音された、これまで未発表の大きな資料的をもつ音源も発掘されました。各録音は最新デジタル機器とさらなる高ビットによる入念なる新しいリマスターにより、これまで以上にマスターテープに残された記録が再現されています。付属ブックレットとドキュメンタリーCDは、信頼できるものと網羅的なものの両方で、フルトヴェングラーの哲学と、スコアに命を吹き込む自発性を明らかにする天才性をさらに明らかにしています。

20世紀で最も偉大な指揮者のひとり、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーは、オーストリアとドイツのレパートリー(特にベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー、ブルックナー)において最高の指揮者と見なされており、演奏家や音楽愛好家にとって重要な基準となっています。フルトヴェングラーは、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、バイロイト音楽祭と密接な関係がありました。
 フルトヴェングラーは、国の歴史の激動の時代を通じて、彼自身を偉大なドイツの音楽の伝統の忠実な守護者と見なしていました。スコアへの彼のアプローチは独裁的ではありませんでした。彼はそれを自発的に見える有機的な方法で生き返らせることでした。彼の信念は、音楽の細部は「聞こえるとおりに」(「…wie es klingt」)伝えられ、理解され、評価される必要があるというものでした。

このコレクションには、フルトヴェングラーのスタジオ録音すべてと、商用リリースを視野に入れて作成したライヴ録音を初めて統合したものです。完全を期すために、コレクションは「Warner Classics」カタログ(旧HMV-EMIとTelefunken)と「Universal」カタログ(Polydor、Decca、Deutsche Grammophon)の両社の音源が収録されています。「Universal」との特別なライセンス契約により、オリジナルマスターの使用が許可されました。フランス・フルトヴェングラー協会副会長、Stephane Topakian氏協力のもと多くの音源の照会・調達がおこなわれ、一部、日本の「フルトヴェングラー・センターによる音源も収録されています。

● 1950年にウィーン・フィルを指揮した初出音源が含まれています。
 J.シュトラウス:皇帝円舞曲
 ワーグナー:『神々の黄昏』から『ジークフリートの葬送行進曲』
 シューベルト:『ロザムンデ』から間奏曲第3番
 チャイコフスキー:弦楽セレナードから『エレジー』

● 1950年10月1日にコペンハーゲンでデンマーク放送が収録した放送音源の『シューベルト:未完成交響曲』が、最適な音質で提供される初出音源が含まれています。これは、もともと商用リリース用ではない唯一のライヴ録音ですが、特別に収録されています。

● ここに収録されたほとんどの音源は、オリジナルマスターよりフランスのアヌシーにある「Art & Son Studio」にて、2021年に192kHz/24bitリマスターされています(以下の音源を除き)。リマスタリングは、可能な場合はオリジナル・マスターテープから、オリジナルの78回転SPおよびLPマトリックスなども使用され、入手可能な最良のソースから作成されています。

ディスク31(ワーグナーとマーラー)、ディスク37(バルトーク)、およびディスク27の前半(ベートーヴェンの『皇帝』)は、フィルハーモニア管弦楽団75周年記念ボックスのための2020年、192kHz/24bitリマスター音源を使用。
ディスク35(ベートーヴェン)は、メニューイン全集のための2016年に96kHz/24bitリマスター音源を使用。
ディスク55のドキュメンタリーは44kHz/16bitでリマスター。

リマスターを行った「Art&Son Studio」では、これまでバルビローリ全集、クリュイタンス全集、ロストロポーヴィチ全集、ジネット・ヌヴー全集、メニューイン全集など、ワーナー・クラシックスだけでなく他のレーベルも含め、多くの作品のリマスターを行っています。

● 各ディスクはオリジナル・ジャケットのデザインによる紙ジャケットに封入。

● 160ページのブックレット(英語、仏語、独語)には、以下のものを掲載
・フルトヴェングラーに関するエッセイと多くの写真。
・フランス・フルトヴェングラー協会副会長、Stephane Topakian氏と「Art&Son Studio」エンジニア、Christophe Henault氏による、音源の調達やその問題等についての説明。
・フルトヴェングラーの経歴タイムライン
・このボックスの完全なトラック・リスト(録音日/会場/録音スタッフ/マトリックス番号/元のカタログ番号)

78回転SP用音源によるアルバムは、SP用オリジナルマスターテープを使用しているため、テープのつなぎ目部分に、元々の音欠けや不自然な場合がございます。ご了承ください。(輸入元情報)


【収録情報】
Disc1
● ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』 Op.77〜序曲
 録音:16.X.1926

● ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
 録音:16,30.X.1926, I.1927

● メンデルスゾーン:劇付随音楽『夏の夜の夢』序曲 Op.21
● J.Sバッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068〜第2曲:エア
● シューベルト:劇付随音楽『ロザムンデ』 D.797〜間奏曲第3番、バレエ音楽第2番
 録音:13.VI.1929, Hochschule fur Musik, Berlin

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Deutsche Grammophon GmbH
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc2
● ワーグナー:『ローエングリン』〜第1幕への前奏曲
● ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』〜第1幕への前奏曲、愛の死
● シューベルト:劇付随音楽『ロザムンデ』 D.797〜序曲
● R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28 +リハーサル付き
 録音:1930, Hochschule fur Musik, Berlin

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Deutsche Grammophon GmbH
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc3
● メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』 Op.26 +リハーサル付き
● ベルリオーズ:劇的物語『ファウストの劫罰』 Op.24〜ハンガリー行進曲
● ドヴォルザーク:スラヴ舞曲変イ長調 Op.46-3
● J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番ニ長調 BWV.1047〜第1,2楽章
● ロッシーニ:歌劇『どろぼうかささぎ』序曲
● ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第10番
 録音:1930, Hochschule fur Musik, Berlin

● ウェーバー/ベルリオーズ編:舞踏への勧誘
 録音:1932, Hochschule fur Musik, Berlin

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Deutsche Grammophon GmbH
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc4
● ワーグナー:『神々の黄昏』〜ジークフリートの葬送行進曲
● ベートーヴェン:劇音楽『エグモント』 Op.84〜序曲
● モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』 K.492〜序曲
● モーツァルト:歌劇『後宮からの逃走』 K.384〜序曲
 録音:1933, Hochschule fur Musik, Berlin

● ロッシーニ:歌劇『セヴィリャの理髪師』序曲
● ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』 Op.77〜序曲、第3幕への前奏曲
 録音:1935, Hochschule fur Musik, Berlin

● モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525
 録音:28.XII.1936 & VI.1937, Hochschule fur Musik, Berlin

● J.シュトラウス2世:歌劇『こうもり』序曲
 録音:28.XII.1936, Hochschule fur Musik, Berlin

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Deutsche Grammophon GmbH
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc5
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
 録音:live: 1.V.1937, Queen’s Hall, London

 エルナ・ベルガー(ソプラノ)
 ゲルトレーデ・ピッツィンガー(アルト)
 ヴァルター・ルートヴィヒ(テノール)
 ルドルフ・ヴァツケ(バス)
 ロンドン・フィルハーモニー合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
 19面の78回転音源(第4楽章 128〜135小節部分の重複を含む)から編集された
 旧EMIアーカイヴ原盤(Archive matrix Nos.2EA3559-77)に準拠した新リマスタリング
Disc6
● ワーグナー:『ワルキューレ』〜第3幕
 録音:live: 26.V.1937, Covent Garden, London

 キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
 ルドルフ・ベッケルマン(バス・バリトン)
 マリア・ミュラー (ソプラノ)、他
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc7-8
● ワーグナー:『神々の黄昏』抜粋
 録音:live: 1.VI.1937, Covent Garden, London

 キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
 ラウリッツ・メルヒオール(テノール)
 マルガレーテ・クローゼ(メゾ・ソプラノ)
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc9
● ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
 録音:8.X & 3.XI.1937, Beethovensaal, Berlin

● ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』〜第1幕への前奏曲、愛の死
 録音:11.II.1938, Beethovensaal, Berlin

● ワーグナー:『パルジファル』〜第1幕への前奏曲、聖金曜日の音楽
 録音:5.III.1938, Beethovensaal, Berlin

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc10
● チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
 録音:25 & 27.X.1938, Beethovensaal, Berlin

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc11
● フルトヴェングラー:ピアノと管弦楽のための交響的協奏曲〜第2楽章
 録音:25.IV.1939, Beethovensaal, Berlin

 エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

● ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130〜第5楽章:カヴァティーナ
 録音:15.X.1940, Philharmonie, Berlin

● ブルックナー:交響曲第7番ホ長調〜第2楽章:アダージョ
 録音:7.IV.1942, Philharmonie, Berlin

● グルック:歌劇『アルチェステ』序曲
 録音:9.X.1942, Philharmonie, Berlin

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records、Teldec Classics、Telefunken (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc12
● ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
 録音:8,23.XII.1943, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
 録音:22-23.XII.1943, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc13
● ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
 録音:28-29.VIII.1947, Kunsthaus, Lucerne

 イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
 ルツェルン祝祭管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc14
● ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
 録音:10-12, 17.XI.1947 & 15.II.1949 , Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ベートーヴェン:序曲『コリオラン』 Op.62
 録音:25.XI.1947, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc15
● モーツァルト:セレナード第10番変ロ長調 K.361『グラン・パルティータ』
 録音:11,19,26.XI & 3.XII.1947, Brahmssaal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ソロイスツ
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc16
● ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
 録音:17-19 & 25.XI.1947, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc17
● ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
 録音:20,22,24,25 III.1948, Kingsway Hall, London

 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Decca Music Group
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy

● ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73(Decca初出盤による)
 録音:20,22,24,25 III.1948, Kingsway Hall, London

 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源、リマスター:フルトヴェングラー・センター提供
Disc18
● ワーグナー:『神々の黄昏』〜ブリュンヒルデの自己犠牲
 録音:26.III.1948, No.1 Studio, Abbey Road, London

 キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

● メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』 Op.26
 録音:15.II.1949, Grosser Saal or Brahmssaal, Musikverein, Wien

● モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
 録音:7-8.XII.1948 & 17.II.1949, Grosser Saal or Brahmssaal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc19
● ワーグナー:ジークフリート牧歌
 録音:16-17.II.1949, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ワーグナー:『タンホイザー』序曲
 録音:17,22.II.1949, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ワーグナー:『神々の黄昏』〜ジークフリートのラインへの旅
 録音:23.II.1949, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ワーグナー:『さまよえるオランダ人』序曲
 録音:30-31.III.1949, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc20
● ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
 録音:30.III & 2.IV.1949, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ワーグナー:『ワルキューレ』〜ワルキューレの騎行
 録音:31.III.1949, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ベルリオーズ:劇的物語『ファウストの劫罰』 Op.24〜ハンガリー行進曲
 録音:31.III.1949, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● モーツァルト:『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』 K.525
 録音:1.IV.1949, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ブラームス:ハンガリー舞曲〜第1,3,10番
 録音:4.IV.1949, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』〜第1幕への前奏曲、徒弟たちの踊り
 録音:1,4.IV.(前奏曲), 4.IV.1949(徒弟たちの踊り), Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy
Disc21
● ワーグナー:『ローエングリン』〜第1幕への前奏曲
 録音:29.VIII.1949, Kunsthaus, Lucerne

● ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
 録音:29-31.VIII.1949, Kunsthaus, Lucerne

 イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン/ブラームス)
 ルツェルン祝祭管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc22
● ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
 録音:18-19.I.1950, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』
 録音:19-21.I.1950, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc23
● R.シュトラウス:交響詩『死と浄化』 Op.24
 録音:21-24.I.1950, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● J.シュトラウス2世:皇帝円舞曲 Op.437
 録音:24.I.1950, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ベートーヴェン:交響曲第4番ト長調 Op.60
 録音:25 & 30.I.1950, Grosser Saal, Musikverein, Wien
 *78回転音源(第1楽章 4:45部分付近の音欠け有り)から編集された
 旧EMIアーカイヴ原盤(Archive matrix Matrix: 2VH 7207/08/09/04/05/06/10/11/12/13)に準拠した新リマスタリング

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc24
● ワーグナー:『神々の黄昏』〜ジークフリートの葬送行進曲
 録音:31.I.1950, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』〜第3幕への前奏曲
 録音:1.II.1950, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲
 録音:1.II.1950, Grosser Saal or Brahmssaal, Musikverein, Wien

● シューベルト:劇付随音楽『ロザムンデ』〜間奏曲第3番、バレエ音楽第2番
 録音:2.II.1950, Brahmssaal, Musikverein, Wien

● チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48〜第2,4楽章
 録音:2.II.1950, Brahmssaal, Musikverein, Wien

● J.シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ(グロッケンシュピール入り版と無し版)
 録音:3.II.1950, Brahmssaal, Musikverein, Wien

● モーツァルト:歌劇『魔笛』〜「恐れおののかなくてよい」「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
 録音:3.II.1950, Brahmssaal, Musikverein, Wien

 ヴィルマ・リップ(ソプラノ/モーツァルト)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc25
● シューベルト:劇付随音楽『ロザムンデ』序曲
 録音:3-17.I.1951, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36
 録音:4-10.I.1951, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ケルビーニ:歌劇『アナクレオン』序曲
 録音:11.I.1951, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit by Art & Son Studio, Annecy(シューベルト)
 from original tapes by Art & Son Studio, Annecy(チャイコフスキー、ケルビーニ)
Disc26
● ハイドン:交響曲第94番ト長調 Hob.I:94『驚愕』
 録音:11-17.I.1951, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ニコライ:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲
 録音:18.I.1951, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● シューマン:マンフレッド序曲 Op.115
 録音:24-25.I.1951, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● スメタナ:『モルダウ』
 録音:24.I.1951, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc27
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』
 録音:19-20.II.1951, No.1 Studio, Abbey Road, London

 エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 Remastering 2020 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy

● メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
 録音:25-26.V.1952, Jesus Christus Kirche, Berlin-Dahlem

 イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc28
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
 録音:live: 29.VII.1951, Festspielhaus, Bayreuth

 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 エリーザベト・ヘンゲン(コントラルト)
 ハンス・ホップ(テノール)
 オットー・エーデルマン(バス)
 バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc29-30
● シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』
 録音:27-28.XI & 2-4.XII.1951, Jesus Christus Kirche, Berlin-Dahlem

● フルトヴェングラー:交響曲第2番ホ短調
 録音:22.XI-4.XII.1951, Jesus Christus Kirche, Berlin-Dahlem

● ハイドン:交響曲第88番ト長調 Hob.I:88
 録音:4-5.XII.1951, Jesus Christus Kirche, Berlin-Dahlem

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Deutsche Grammophon GmbH
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc31
● ワーグナー:『神々の黄昏』〜ブリュンヒルデの自己犠牲
 録音:22.VI.1952, Kingsway Hall, London

● マーラー:さすらう若者の歌
 録音:24-25.VI.1952, Kingsway Hall, London

 キルステン・フラグスタート(ソプラノ/ワーグナー)
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン/マーラー)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 Remastering 2020 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc32
● ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
 録音:24,26-28.XI.1952, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
 録音:24,25.XI.1952, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc33
● ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
 録音:24-25.XI.1952, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc34
● ベートーヴェン:交響曲第4番ト長調 Op.60
 録音:1-2.XII.1952, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ワーグナー:『タンホイザー』序曲
 録音:2-3.XII.1952, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc35
● ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
 録音:7-8.IV.1953, Kingsway Hall, London

● ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 Op.40
● ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
 録音:9.IV.1953, Kingsway Hall, London

 イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 Remastering 2016 in 96kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc36
● シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
 録音:14.V.1953, Jesus Christus Kirche, Berlin-Dahlem

● フランク:交響曲ニ短調 FWV.48
 録音:14-15.XII.1953, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(シューマン)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(フランク)
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Deutsche Grammophon GmbH、Decca Music Group
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc37
● バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調 Sz.112
 録音:12-13.IX.1953, No. 1 Studio, Abbey Road, London

 イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 Remastering 2020 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc38
● ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
 録音:28.II. & 1.III.1954, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc39
● ワーグナー:『神々の黄昏』〜ジークフリートの葬送行進曲/ジークフリートのラインへの旅
● R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 Op.20
● R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28
● リスト:交響詩『前奏曲』 S.97
 録音:2-3 III.1954, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc40
● ワーグナー:『ローエングリン』〜第1幕への前奏曲
 録音:4.III.1954, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』 Op.77〜序曲
● ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』 Op.81〜序曲
 録音:5-6.III.1954, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● グルック:歌劇『アルチェステ』序曲
● グルック:歌劇『オーリードのイフィジェニー』序曲
 録音:8.III.1954, Grosser Saal, Musikverein, Wien

● ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第2番 Op.72a
 録音:4-5.IV.1954, Hochschule fur Musik, Berlin

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(ワーグナー、ウェーバー、グルック)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(ベートーヴェン)
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc41-43
● J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244
 録音:live: 14 & 17.IV.1954, Grosser Saal, Konzerthaus, Wien

 アントン・デルモータ(テノール:福音史家)
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン:イエス)
 エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ:女中I、ピラトの妻)
 マルガ・ヘフゲン(アルト:女中II)
 オットー・エーデルマン(バス:ユダ、ペトロ、ピラト)
 ウィーン・ジングアカデミー
 ウィーン少年合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New editing by Stephane Topakian and new remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
 ※第64〜66曲収録
Disc44-47
● ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』全曲
 録音:10-22.VI.1952, Kingsway Hall, London

 キルステン・フラグスタート(イゾルデ)
 ルートヴィヒ・ズートハウス(トリスタン)
 ブランシュ・シーボム(ブランゲーネ)
 ヨゼフ・グラインドル(マルケ王)
 ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(クルヴェナール)
 エドガー・エヴァンス(メロート)
 ルドルフ・ショック(牧童、水夫)
 ロデリック・デイヴィス(舵手)
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc48-49
● ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』 Op.62 全曲
 録音:3-19.X.1953, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 マルタ・メードル(レオノーレ)
 ヴォルフガング・ヴィントガッセン(フロレスタン)
 ゴットロープ・フリック(ロッコ)
 オットー・エーデルマン(ドン・ピツァロ)
 アルフレート・ペル(ドン・フェルナンド)
 セーナ・ユリナッチ(マルツェリーネ)
 ルドルフ・ショック(ヤキーノ)、他
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc50-53
● ワーグナー:『ワルキューレ』全曲
 録音:28.IX-6.X.1954, Grosser Saal, Musikverein, Wien

 マルタ・メードル(ブリュンヒルデ)
 レオニー・リザネク(ジークリンデ)
 フェルディナント・フランツ(ヴォータン)
 ルートヴィヒ・ズートハウス(ジークムント)
 マルガレーテ・クローゼ(フリッカ)
 ゴットロープ・フリック(フンディング)、他
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc54:初リリース音源
● シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』
 録音:live: 1.X.1950, Odd Fellow Palaet, Copenhagen

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Originally broadcasted by Danish Radio in 1950, Source: Henning Smidth
 New remastering in 192kHz/24-bit from original tapes by Henning Smidth

● J.シュトラウス:皇帝円舞曲 Op.437(通し演奏によるテスト録音)
 録音:I.1950, Grosser Saal, Musikverein, Wien
 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy

● ワーグナー:『神々の黄昏』〜ジークフリートの葬送行進曲(通し演奏によるテスト録音)
 録音:I.1950, Grosser Saal, Musikverein, Wien
 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy

● シューベルト:劇付随音楽『ロザムンデ』〜間奏曲第3番(通し演奏によるテスト録音&未発表テイク)
 録音:I.1950, Grosser Saal, Musikverein, Wien
 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy

● チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48〜第3楽章:エレジー(通し演奏によるテスト録音)
 録音:II.1950, Brahmssaal, Musikverein, Wien
 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

● チューニング、ブザー、演奏始まりミスの音源
 録音:Editing from original tapes 1949/1950. Recordings in Vienna and Lucerne.

 ルツェルン祝祭管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 音源:Parlophone Records (Warner Classics)
 New remastering 2021 in 192kHz/24-bit from original tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc55:ボーナス・オーディオ・ディスク
● ジョン・トランスキーによるドキュメンタリー・インタビュー『フルトヴェングラーの思い出』

このオーディオ・ドキュメンタリー・インタビューは、クラシック演奏家のドキュメンタリーを専門としているプロデューサー、執筆家でもあるジョン・トランスキーによって記録され、1993年にロンドンで(エドワード・ダウンズ、レモ・ラウリチェラ)、1994年にロンドンで(ヒュー・ビーン、ヒュー・マグワイア、ジェルヴァース・ド・ペイエ、ハロルド・ナッシュ)、1995年にロンドンで (イェフディ・メニューイン、ベルトルト・ゴルトシュミット)、1995年にウェーブリッジで(ベルナルド・デニス=ブラウン、ジョン・ミーク)、1995年にルツェルンで(エリーザベト・フルトヴェングラー)、2000年にベルリン で(ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ)、2002年にロンドンで(ペーター・ゲルホルン)、2003年にロンドンで(クリストファー・レイバーン)らのインタビュー音声を収録。これらのインタビューのいくつかは、ここで初めての公開となります。(輸入元情報)

 音源:Jon Tolansky
 Remastering in 44.1kHz/16-bit by Art & Son Studio, Annecy


総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
8
★
★
★
★
☆
 
4
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
実際にこのボックスを購入し理解する努力を...

投稿日:2023/01/05 (木)

実際にこのボックスを購入し理解する努力をしていますが、私にはまだフルトヴェングラーの演奏に偉大さが理解できません。厚く鳴らす重々しい迫力やテンポを揺らしているのはわかりますが、安っぽく言ってバカにするわけではありませんが、単にズレて低域を一呼吸待ってから出しているだけであったり、妙に強く拍を打つのもイチニイと叩いている感が強くなんだか疲れてしまいます。テンポも歌っているというよりはウネウネさせているにすぎないように思い、それならばメンゲルベルクのポルタメントのほうが納得感があります。フルトヴェングラー先生を否定などはしていませんし、幾度も挑戦しているのですが自身の未熟さ故でしょうが理解できないですし、これだけ多くの方が絶賛するわけですからそれを理解したくてなりません。同時にいささか神格化が過ぎ、批判的コメントをし辛い同調圧力のような息苦しさを感じるのもどこか示唆的ではありはしないでしょうか。私なりに調べてみましたがフルトヴェングラーの活躍した時代に彼以外に貫禄という年齢面も含めて活躍できる人が極論を言えばいなかっただけではないだろうかと思ってしまいました。つまり当時の人々にとってはその狭い地域(政治的にも音楽的にもドイツと言ってよいでしょう)で得られた数少ない生の音楽体験こそがすべてであり、その感動は本物であったとは思いますがその十五年ほどの間のフルトヴェングラーの存在だけが偉大さとして独り歩きしていった感が否めません。その裏返しとして戦後のあらゆる面での自由化と技術の進歩により即座に多様化が進み、彼と同世代の指揮の復権やカラヤンに代表される若年指揮者が登場し同時に彼らも地位を得るに相応しい適齢となり、しかも神格化されるような存在はおらず多様で、それをフルトヴェングラーの偉大さと言い変えるにはいささかの無理はないでしょうか。フルトヴェングラーと虚心坦懐に向き合ったときに、それでも彼でしか成しえなかった音楽とはいったい何なのでしょうか。真にそれを知りたいが一心です。再度言いますが、決してフルトヴェングラーを軽視するものではありませんし自分自身の未熟さゆえでしょうから、是非ともヒントだけでも教えていただきたい思いです。

せごびー さん | 愛知県 | 不明

12
★
★
★
★
☆
何をもって全商業録音と言っているのかわか...

投稿日:2022/01/24 (月)

何をもって全商業録音と言っているのかわかりません。過去にはステレオ録音だけでなくライブも沢山販売してきたので。これまで購入した物ではかなり欠けています。旧グラモフフォンを加えれば、復帰演奏会、複数のブラームス交響曲全集、ブルックナー交響曲選集などもっとあるでしょう。続編を期待します。 ただし音は、明確に分離して勢いがあり、今まで聞こえてこなかったパートも聞こえてきて、非常に面白いと思います。それでも、これまでLPやCD, SACDで聞いてきたフルトヴェングラーとはやや趣を異にします。音はやや硬く、楽器の分離が明瞭です。フルトヴェングラーの実際の音はもっと柔らかく、楽器がからみつくあるいは一塊になるような感じではなかったのでしょうか。

sophie さん | 東京都 | 不明

3
★
★
★
★
★
すばらしい企画です。 私を含めて熱心なフ...

投稿日:2021/12/01 (水)

すばらしい企画です。 私を含めて熱心なフルトヴェングラー ファンはかなりな割合で重複するのだと思いますが、買って損は無いと思います。  いくつか良い点などをあげます。  まず、WARNER傘下だけでは無く、UNIVERSAL傘下のレーベルが保有している録音が網羅されている事。これでフルトヴェングラー のセッションによる録音は全て揃うことになる。しかも、リリースすべきかどうかの判断を勝手に決めないで、存在するもの全てを出してしまうのが良い。  例えば戦前のポリドールによる一連のSP録音の場合、ドイツグラモフォンが1990年代にまとめて3枚組のCDで出した際は、最初の録音であった、1926年の2曲が除外されていた。DG責任者自身の言によれば、録音状態に難があるからという事だったが、ファンとしてはそれを承知で聴きたいのだ。実際にその2曲に関しては今回のCDは市販SPからの板起こしのものよりずっとききやすくなっていた。ただWARNERが借りることができたのは、メタル原盤ではなくコピーされたマスターテープで、DGの、原盤から直接音取りされた曲と比べると、響きの輝きが減じている。比べれば、というレベルだが。  この時期の録音の中ではもう一つ、シューベルトのロザムンデの曲が1929年と1930年の二度録音されていたという謎があったのだが、1930年のものはコピーであって、それにもマトリックス番号が誤って付けられたのだと解説にあった。 こういう事をきちん調べているというのは、本気の良い仕事だと思う。  1937年以降のHMVによるSP録音はなかなか手に入れるのが困難なものがあると思うが、一気に揃う。しかも別テーク(test recordingと表記)が数曲収録されている。嬉しい。  1951年バイロイトの第九では大きな発見があった。 開始前の拍手、多分フルトヴェングラー の足音、楽団員に話掛けたような小声が入っているのだけど、これは東芝が発売した日本向けのCDだけに存在するという、ある評論家の言葉を信じて、東芝の愚かな編集だと思っていたのだが、今回のWARNERのスタンスからするとEMIの保管するマスターテープに入っているという事である。  この場合はふた通りの事が考えられる。一つは別物を持ってきて編集した。もう一つは実際の音源だが、この場合はこの録音が本番ではなくゲネプロのものだということ。なぜなら、本番にフルトヴェングラー がこんな事をするはずがないからだ。(親しい人の証言もあるそうだ。)特別なイベントのコンサートだったから、観客に向けての挨拶があったとも考えられるが、その場合は、もっとはっきりした声が収録されているだろう。  つい最近発売されたスウェーデン放送からの第九のCDによって、EMI盤がゲネプロであることはほぼ確定だと思うが、だからといって、このEMI(WARNER)盤の演奏に価値がないというのではない。名演には違いない。(スウェーデン放送音源によるBIS盤のレビューも書いたので読んでみてください。) また、このCDには楽章間がそのまま残されている。一、ニ楽章間はI分近く、これはスウェーデン放送からのCDとほぼ同じ長さで、この日のゲネプロと本番が同じ真剣さで演奏された事の証にならないだろうか?ニ、三楽章間では独唱者の入場だと思われる足音が聞こえるが、入場すると、早々と三楽章を始めるようだ。気になるのは、三、四楽章間で、本番(スウェーデン放送盤)では間髪を入れずというほどではないにしても、一息入れてすぐ開始したが。ゲネプロ盤では、少し間があく。ニ楽章後に独唱者を入場させたのなら、一気に四楽章を始める設計だとおもえる。だがここで、三楽章を惜しむような、没入する時間が訪れたのだと想像したい。  フルトヴェングラー の演奏で、荒れ狂っている、という表現を使う評論家がいるが、好意的に言っているとしても間違っていると思う。どんなに激しい演奏でも、荒れてもいないし狂ってもいない。むしろ、第九の第三楽章の集結部のようなところで瞑想的にこの世界を離れる一瞬があったのかもしれない。そんな事を妄想させてくれるインターバルだった。  従来のEMI盤で楽章間をカット無し(多分)で聴いたのは初めてだった。  ただ、終演後の拍手は編集に違いなく、これはいただけない(WARNERの責任ではない)。ちなみに、スウェーデン放送からのCDでの観客の拍手は最高の反応で素晴らしい。こうでなくちゃ!  1951年以降のHMV DGによるテープ録音では音質が安定してくるが、WARNERのマスタリングが従来のものより格段に良くなったとは言えない。例えば、10年ほどまえのEMIによるSACDはとても聴きやすい音で手放す気はない。  今回のWARNERのものはほとんど手を加えず、あるもの全てをそのまま取り出す、というかんじに聴こえるが、良い状態のアナログレコードの音が懐かしい方には、少しざんねん。 通常CDの限界かな、と思う。でも音に関してはまだ改善の余地があるのではないか。SP録音はHMV録音も含めてメタル原盤から直接音取りする、SACD化するなど。三年後は、没後70年ですよね、期待します。  ともあれ、素敵なセットです。割引を利用すれば、一枚あたり200円ですから、重複は気にしないで、迷っているひとは買いましょう。人類の宝を絶やさないためにご協力を。 (私はWARNERの関係者でも、回し者でもありません。)

mimia さん | 石川県 | 不明

16

おすすめの商品