ポップなのにどこまでもストイック。こんなの出されたら文句の言いようがありません。カラフルでメルヘンな彩りのセットで行われた幼稚園でのゲリラ的誕生パーティに、主役はクマのぬいぐるみを振り回しながら現われた。レインボーマーカーでセット中を真剣に落書きしていくうちに、みんなどんどん面白オカしくなっていく。セットを倒しちゃって、全部混ぜこぜ散らかっちゃっても、はい、これがあたし達の作品です！って胸を張って言い訳する子供達、今日みんなが仲良しになった！

これは素晴らしい！！とても新鮮な印象を受ける音楽でした。CD買うのが遅れて紙ジャケバージョン買えなかったのが凄く残念。

縦横無尽｡母体とするﾘｽﾞﾑにより幅が出て､ｳﾞｫｰｶﾙやｺｰﾗｽを取り入れており､音の突進力､突破力には更に磨きがかかっている｡ゆらゆら動く光の影と鏡に映る風の速さ｡自分自身と対座するｼﾝｸﾛﾆｼﾃｨに煌めく反同一性が突き抜ける｡

ポスト・ロックを単なるインスト・ロックと勘違いしてる輩が多い中、このバンドの音は刺激的ですね。これとShellacの新作がロックの新基準を作るのでは、と期待しています。

最高傑作！うなりました。「Atlas」をネットで試聴して、すぐにCD買いに行きました。こーゆーのがききたかったのだ！！！！

一聴した感じのポップさはあくまで布石、一度や二度聴いた時のインパクトも大切なのだけれどそこを超越したところにこそ本物があるのだとあらためて実感させられました。

EP群の先を覗える機会がやっと来ました。メロディックな要素とストイックな実験性、器楽的アプローチのバランスがどう執られているのか、Atlas はかなりなじみ易い音像になっていたので、Fujiでのパフォーマンスも含め、予断を許しません。

3年前のPrefuse 73の来日公演の前座で彼等のライブを見たことがあります。前座ながら圧巻で、一体何者なのかと思っていたんで、この作品が楽しみですね。個人的には音源も良いですが、この類の音楽はライブで楽しみたいです。

彼等こそが21世紀の本来のハードコアの終着点であるべき姿なのでは？…メタルに走る者や商業的な意味でもっと分かり易い音に向かう者…形は様々だが…ここには今鳴らさるべき音が詰まっている…もはや孤高の存在…

曲が終った後もついついまた針をおとしてしまいます。間違いなくこのＢＡＴＴＬＥＳは最先端と言えますよ。Ｂ面のＤＪＫＯＺＥリミックスもグッド！