奇才シュトイアーマンが新ウィーン楽派作品集に挑戦
ブラジルのピアニスト、ジャン＝ルイ・シュトイアーマンによる新ウィーン楽派ピアノ曲集。彼はＢＩＳレーベルにヴィラ＝ロボスのブラジル風バッハ第３番、第４番番を録音して話題になりましたが、バッハからバーンスタインまで幅広いレパートリーを持つ実力派。ここに収められた作品の多くが十二音技法によりますが、シュトイアーマンの演奏は活き活きとしたリズム感に富み、難解さを感じさせません。
アメリカの写真家マイケル・アッカーマンによる44ページの写真集がまた魅力的。ピントと露出をわざと合わさない夢のような画質で、不思議な孤独感をモノクロで描いています。ハードカバーA5サイズの豪華デジブック仕様です。（キングインターナショナル）
【収録情報】
・ベルク：ピアノ・ソナタ Op.1
・シェーンベルク：3つのピアノ曲 Op.11
・シェーンベルク：6つのピアノ小品 Op.19
・シェーンベルク：5つのピアノ曲 Op.23
・シェーンベルク：ピアノ組曲 Op.25
・シェーンベルク：ピアノ曲 Op.33a,b
・ヴェーベルン：変奏曲 Op.27
ジャン＝ルイ・シュトイアーマン（ピアノ）
録音時期：2004年5月9-20日、11月26-29日
録音場所：イギリス、ポットン・ホール
録音方式：デジタル
プラチナ会員
ゴールド会員
ブロンズ会員
レギュラー会員
