CD 輸入盤

ラッセル・オバーリン/アメリカ・デッカ録音全集(9CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4864034
組み枚数
:
9
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

「20世紀の最も偉大な声の驚き」と称されたカウンターテノールの録音を初集成

アメリカのカウンターテノール、ラッセル・オバーリン[1928-2016]がアメリカ・デッカに行った録音が初めてすべてまとめて発売されます。CD9枚組ボックス・セット。オバーリンはその「神秘的な美しい声」、ヴィルトゥオジティ、表現力、自然さで他のカウンターテノールとは一線を画しています。自身のテノールの声を2オクターヴ越えたアルトの声域まで楽に導くことができ、その歌声をパワフルで男性的に、すべての声域で均一かつ音程が純粋に聞こえるように歌います。オリジナル・マスターテープからのリマスタリング、9枚のアルバムのうち、7枚が初CD化。
 20世紀の最も偉大な「声の驚き」のひとりだったと称されたオバーリン。そのレパートリーは中世の聖歌、英国のリュートの歌、ルネサンスの合唱音楽、バロック・オペラのアリア、ドイツ歌曲からミュージカルや映画の歌まで多岐にわたります。このセットでは歴史的な演奏で先駆的な役割を果たしたニューヨーク・プロ・ムジカと共演しています。このアンサンブルは1952年にノア・グリーンバーグによって設立されました。
 ラッセル・オバーリンの最も有名なヘンデルのアリアのアルバム(ディスク5)は世界中で高く評価され今日でも称賛されています。中世の音楽劇『ダニエル劇』(ディスク2)でニューヨーク・プロ・ムジカは録音の歴史を作りました。ブクステフーデ、ヘンデルとテレマンによるバロックのカンタータ(ディスク7)も歌っています。イギリスの中世音楽からドイツのロマン派までの歌が歌われている「ラッセル・オバーリン・リサイタル」(ディスク8)は初CD化。併録されている映画やミュージカルからの4つの歌は1959年にニューヨークで名前不詳のピアニストと録音されたもので今回が初発売となります。録音されることのあまりないウィリアム・ウォルトンによる“エンターテインメント”『ファサード』(ディスク9)では、ハーマイオニー・キンゴールドとラッセル・オバーリンが独特で愉快な語り手として登場します。
 56ページのブックレット(欧文)には「Early Music America」の出版ディレクターであるPierre Ruheによる見識あるエッセーと多数の珍しい写真が掲載されています。オリジナル・ジャケット仕様。

※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。(輸入元情報)

【収録情報】


Disc1
1. レオナン:地上のすべての国々は
2-3. 作者不詳:2つのフランス舞曲(第1曲:ドゥクツィア、第2曲:エスタンピー)

デュファイ:
4. 非道なる敵ヘロデよ
5. Vergine bella
6. Ave regina caelorum

作者不詳:
7. There is no Rose
8. サルタレッロ
9. Riu, riu
10. Dadme albricias
11. Rivaflecha:サルヴェ・レジーナ

ピエール・アテニャン:
12. パヴァーヌ
13. ガイヤルド
14. トゥルディオン
15. バス・ダンス

16. 作者不詳:テ・デウム
17. リチャード・スマート:Nowell, Nowell

 ラッセル・オバーリン(カウンターテノール)
 Betty Wilson(7)、Jean Hakes(16)(ソプラノ)
 チャールズ・ブレスラー(テノール)(11)
 Brayton Lewis(バス)(9)
 Bernard Krainis(リコーダー)(2-3)
 Meyer Benjamin Slivka(パーカッション)(2-3)
 Paul Ehrlich(トレヴル・ヴィオール)(8)
 ノア・グリーンバーグ指揮、ニューヨーク・プロ・ムジカ

 録音:1957年8月、ニューヨーク
Disc2
● 作者不詳:ダニエル劇

 ラッセル・オバーリン(カウンターテノール)
 Betty Wilson、Jean Hakes(ソプラノ)
 Alva Tripp、Jerold Sien、チャールズ・ブレスラー、Arthur Squires(テノール)
 Brayton Lewis(バス)
 Paul Ehrlich、Alan Baker(語り手)
 Boys Choir Of The Church Of The Transfiguration
 ノア・グリーンバーグ指揮、ニューヨーク・プロ・ムジカ

 録音:1958年5月、ニューヨーク
Disc3
トマス・タリス:
1. 断食し、泣きつつ司祭は祈れり
2. 『預言者エレミアの哀歌』第1部より(1. Incipit lamentatio leremiae/ 2. Aleph/ 3.Beth)
3. 『預言者エレミアの哀歌』第2部より(1. De lamentatione leremiae prophetae/ 2. Gimel/ 3. Daleth/ 4. Heth)
4. 4声のためのミサ曲(第1曲:グローリア/ 第2曲:クレド/ 第3曲:サンクトゥス/ 第4曲:アニュス・デイ)

 ラッセル・オバーリン(カウンターテノール)
 ノア・グリーンバーグ指揮、ニューヨーク・プロ・ムジカ

 録音:1959年1月、ニューヨーク
Disc4
トマス・モーリー:
1. About the Maypole
2. フィリスよ、喜んで死のう
3. ジョン・ダウランド:あふれよわが涙(歌曲集第2巻より)
4-5. ウィリアム・バード:パヴァーヌとガイヤルド第1番ハ短調
6. トバイアス・ヒューム:Tobacco, Tobacco
7-8. オーランド・ギボンズ:ロンドンの喧騒(1. God Give Good Morrow/2. A Good Saussage)
9. ウィリアム・バード:この心地よく楽しい五月
10. ジョン・ダウランド:訴えるべきか、慈悲を請うべきか(歌曲集第2巻より)
11-13. ジョン・コプラリオ:3つの仮面舞踏曲(1. Gray’s Inn, The Second/2. Cuperaree or Gray’s Inn/3. The Second Witches’ Dance)
14. ロバート・ジョーンズ:Dreames and Imaginations
15. ジョン・ファーマー:美しいフィリス
16. 作者不詳:Woodycock
17. トマス・キャンピオン:Break Now My Heart and Dye
作者不詳:18. La bounette、19. La dounce cella、20. La Sky Myze
21. ロバート・ダウランド:Lady, If You Spite Me(『音楽の饗宴』より)
トマス・モーリー:22. Clorinda False、23. かわいいシレナ

 ラッセル・オバーリン(カウンターテノール)
 Betty Wilson(14)、ベサニー・ベアーズリー(21)(ソプラノ)
 Paul Maynard(4,5)、Gordon Myers(6)(チェンバロ)
 ノア・グリーンバーグ指揮、ニューヨーク・プロ・ムジカ

 録音:1959年2月、ニューヨーク
Disc5
ヘンデル:
1. オラトリオ『メサイア』HWV54より(だが、その来る日には、だれが耐え得よう/ああ麗しいかな)
2. オラトリオ『エジプトのイスラエル人』HWV54より(第1部第5曲:Their Land Brought Forth Frogs/第2部第26曲:Thou Shalt Bring Them)
3. 歌劇『ムツィオ・シェーヴォラ』HWV13より「ああ、なんと甘い名前」
4. 歌劇『ロデリンダ』HWV19より(Vivi, tiranno, io t’ho scampato/Dove sei, amato bene?)
5. 歌劇『ラダミスト』HWV12より「わが妻のいとしい霊よ」

 ラッセル・オバーリン(カウンターテノール)
 アルバート・フラー(チェンバロ)
 トーマス・ダン指揮、バロック室内管弦楽団

 録音:1959年2月、ニューヨーク
Disc6
1. ジョスカン・デ・プレ:Vive le Roy
2. 伝承曲:Heth sold ein meisken
ジョスカン・デ・プレ3. Fama Malum、4. Dolces exuviae、5. La Bernadina
6. 作者不詳:Si j’ai perdu mom ami
ジョスカン・デ・プレ:7. Tu solus qui facis mirabilia、8-24. Missa Pange lingua(キリエ/グローリア/クレド/サンクトゥス/アニュス・デイ)

 ラッセル・オバーリン(カウンターテノール)
 チャールズ・ブレスラー(テノール)(3, 4, 7-24)
 Gordon Myers(バス・バリトン)(3, 4, 7-24)
 Brayton Lewis(バス)(3, 4, 7-24)
 ノア・グリーンバーグ指揮、ニューヨーク・プロ・ムジカ

 録音:1960年2月、アメリカ
Disc7
1-3. テレマン:神は定めある命の人となり
4-6. ヘンデル:汝らは露にぬれたばらHWV162
7-9. テレマン:あなたは死して生きるだろう
10-13. ブクステフーデ:主に向かって歓呼せよ

 ラッセル・オバーリン(カウンターテノール)
 アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)(1-3)
 Barbara Meuser(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(1-6)
 ダグラス・ウィリアムズ(チェンバロ)
 Bernard Krainis(リコーダー)(7-9)
 モリス・ニューマン(ファゴット)(7-13)
 ジョージ・リッチ(チェロ)(10-13)

 録音:1961年5月、アメリカ
Disc8
1-4. 作者不詳:The St.Godric Songs

ロバート・ジョーンズ:
5. Love is a Bable
6. 熱いため息
7. As I Lay Lately in a Dream
8. Goe to Bed, Sweete Muze

パーセル:
9. 聴け、大気はこだまして(歌劇『妖精の女王』Z.629より)
10. 私は恋せざるをえないZ.382
11. つかの間の音楽(劇音楽『エディプス、テーベの王』Z.583より)

シューマン:
12. 歌手の慰めOp.127-1
13. 私のばらOp.90-2
14. あなたの声Op.96-3
15. あなたの顔はOp.127-2

ヴォルフ:
16. 小さくてもうっとりさせられるものはある(『イタリア歌曲集』より第1曲)
17. ああ、それは5月のことだった(『スペイン歌曲集』より第30曲)
18. 一枚の古い絵(『メーリケ歌曲集』より第23曲)
19. 寡黙の愛(『アイヒェンドルフ歌曲集』より第3曲
20. さあ歩きましょう、マリア(『スペイン歌曲集』より第3曲)
21. 彼は来た(『メーリケ歌曲集』より第6曲)
22. S.フェイン:慕情
23. R.ロジャース:リトル・ガール・ブルー(ミュージカル『ジャンボ』より)
24. ジェローム・カーン:More And More
25. リチャード・ロジャース&ロレンツ・ハート:You Always Love The Same Girl(ミュージカル『コネチカット・ヤンキー』より)

 ラッセル・オバーリン(カウンターテノール)
 演奏者名不詳(シンバル)(1-4)
 Joseph Iadone(リュート)(5-8)
 Martha Blackman(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(9-11)
 Paul Maynard(チェンバロ)(9-11)
 ダグラス・ウィリアムズ(ピアノ[12-15]、チェンバロ[16-21])
 演奏者名不詳(ピアノ)(22-25)

 録音:1960年5月(1-21)、1959年9月(22-25)、ニューヨーク
Disc9
● ウォルトン:『ファサード』
 ファンファーレ
 第1曲:ホーンパイプ
 第2曲:家族
 第3曲:マリナー・マン
 第4曲:長い鋼の草
 第5曲:金メッキのトレリスを通して
 第6曲:タンゴ・パソドブレ
 第7曲:象のための子守歌
 第8曲:黒いベヒーモス夫人
 第9曲:タランテッラ
 第10曲:遠い国から来た男
 第11曲:湖にて
 第12曲:カントリーダンス
 第13曲:ポルカ
 第14曲:フォー・イン・ザ・モーニング
 第15曲:景色の向こう側にあるもの
 第16曲:ワルツ
 第17曲:ヨーデリング・ソング
 第18曲:スコットランド狂詩曲
 第19曲:ポピュラー・ソング
 第20曲:フォックス=トロット「老フォーク卿」
 第21曲:ベルゼブブ卿

 ラッセル・オバーリン(語り手)
 ハーマイオニー・キンゴールド(語り手)
 チャールズ・マクラッケン(チェロ)、ジョン・ソールム(フルート)
 テオドール・ウェイス(トランペット)、ジミー・アバト(サクソフォン)
 ハロルド・ファーバーマン(パーカッション)、トーマス・ダン指揮、

 録音:1964年1月、ニューヨーク

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