わたしを束ねないで　上村誠一（カウンターテナー）

次代のクラシックを担う若き異才たちが集結。Opus Oneレーベル第5弾！

新時代アーティストの「作品1」を生み出すレーベル“オーパス・ワン”。“Opus One”は作品番号「1」を意味する名称を冠し、特定のコンクール歴や活動実績にとらわれることなくアーティストを選定し、これまでに10名の若き異能を送り出しました。 若手登竜門のレーベルとして、そして「Opus One」から羽ばたいていくアーティストが活躍できるようプロデュース＆サポートしており、それぞれが独自の活躍をとげて現在のクラシック界に存在感をしめしています。
　第5期生は、カウンターテナー上村誠一の1名を選出。現在26歳の上村は、国立音楽大学、大学院を優秀な成績で修了し、日本音楽コンクール（学生部門）にてカウンターテナーとして史上初の第1位入賞。その個性的な見た目から想像できない柔らかで美しい響きは、母性性と男性性を併せ持ち、聴くものの心を包み込みます。中世後期の曲から、現代の曲までを収録。
　ビジュアル・スーパーバイザーは著述家でプロデューサーの湯山玲子氏。（メーカー資料より）

【収録情報】
1．オズヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン：心と気、体と魂、そしてわたしが持つもの
2．ヨハン・ゼバスティアン・バッハ：カンタータ『満ち足りた安らぎ、愛すべき魂の喜び』 BWV.170〜�T.アリア
3. ロジャー・クィルター：3つのシェイクスピアの歌 Op.6〜第1曲『来たれ、死よ』
4．ロジャー・クィルター：3つのシェイクスピアの歌 Op.6〜第2曲『愛しい人よ』
5．ロジャー・クィルター：3つのシェイクスピアの歌 Op.6〜第3曲『吹け、冬の風よ』
6．ロジャー・クィルター：3つの歌 Op.3〜第2曲『いまや深紅の花びらは眠り』
7．レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ：6つのソネットによる歌曲集『生命の家』〜沈黙の真昼
8．面川倫一（詩：新川和江）：わたしを束ねないで
9．松下倫士（詩：まど・みちお）：うたを うたうとき
10．中田喜直（詩：渡辺達生）：歌をください

　上村誠一（カウンターテナー）

【上村誠一　Seiichi Kamimura】
1998年生まれ。福島県郡山市出身。
国立音楽大学卒業、同大学院修了。
2021・22年度国立音楽大学声楽専修合唱演奏会においてソリストとして国立音楽大学オーケストラと共演。
ヘンデル《メサイア》、J.S.バッハ《ロ短調ミサ》・《クリスマスオラトリオ》など宗教曲のソリストを務める。Salicus Kammerchorアルトメンバー。
第75回全日本学生音楽コンクール全国大会声楽部門大学の部にて、カウンターテナーとして史上初の第1位、NHK会長賞、佐々木成子賞 受賞。
令和5年度奏楽堂日本歌曲コンクール歌唱部門第3位、木下記念賞（銅メダル）受賞。
2019・2020年度明治安田クオリティオブライフ文化財団音楽学生奨学金、2020年度国立音楽大学同調会奨学金 奨学生。
大学院修了時、成績優秀により日本学生支援機構 大学院第一種奨学金返還免除 業績優秀者に選出される。（メーカー資料より）