山田千代美ニュー・アルバム。新感覚の越境古楽!
古楽大国オランダで古楽唱法を究めたソプラノ、山田千代美の新境地。カテリーナ古楽器研究所のメンバーらが古今東西の楽器を操り、日本の民謡をベースに、西洋の古楽・クラシックから、ポップス、フォーク、現代音楽など様々なサウンドを取り入れた、ジャンルレス、ボーダーレスなアルバムが登場!
山田千代美は国立音楽大学を卒業後、オランダのハーグ王立音楽院に留学。在学中よりレベッカ・ステュワート博士の率いるルネサンス・カペラの第1ソプラノとして演奏を始め、ポリフォニー音楽、グレゴリア聖歌の豊富な経験を積み、佐藤豊彦の率いる古楽アンサンブル「アルバ・ムジカ・きょう」のヴォーカリスト、日本の古楽アンサンブル「諧謔音楽」のメンバーとして活動。古楽のスペシャリストとして、浸透性のある声と繊細な表現テクニックが高く評価されています。佐藤豊彦の自主レーベル「Nostalgia(のすたるぢあ)」からは『東雲のうた』、『黒船の歌』、『幽玄 佐藤豊彦作品集』、『伊福部 昭の古歌』などのアルバムをリリース。ニュー・アルバム『うつろい』のために新レーベル「Indigo Road」が設立され、「Nostalgia」の多くのアルバムでも録音を行ってきたヨナス・ニーダースタットが、今作でもプロデューサーとレコーディング&マスタリングを担当しています。
「これを古楽というのかフォークというのかポップというのか? 日本風というのか西洋風というのか?
いずれにせよ世代を超え、ジャンルを超え、そして国境を越えたこのプロジェクトの終わりはなく、永遠の課題と可能性を残してこれからも螺旋の変化を遂げていくに違いない。}〜山田千代美(輸入元情報)
【収録情報】
● 永田の子守唄(鹿児島)
● 秋田おばこ(秋田)
● おてもやん(熊本)
● 向こう横丁(東京)
● 祇園精舎(平家物語より)
● 我が門に(c.1180、催馬楽)
● 安来節(出雲)
● ハイヤ節(長崎)
● 家の隣の三毛猫(大分県山香)
● 三階節(新潟)
山田千代美(うた)
バオバブ
maika(うた、フィドル、ビオラ、レベック)
松本未來(ギター、コクレ、シトール、うた)
和田尚也(ベース、笛、ギターン)
前田剛史(和太鼓、篠笛、鈴)
渡辺庸介(ドラム、パーカッション)
録音時期:2022年12月〜2023年3月
録音場所:大分県、カテリーナ古楽器研究所、カテリーナの森
録音方式:ステレオ(デジタル)
日本語歌詞&解説、日本語曲目表記オビ付き
解説:山田千代美